マザー牧場まで9キロ歩くイベント「歩け歩け大会」がカムバック!その開催回数を聞いて腰を抜かした!

東京ウォーカー(全国版)

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関東近郊のファミリーなら一度は行ったことのある牧場といえば、やはり千葉・南房総のマザー牧場(富津市)だろう。

東京から車で約70分とほどよくドライブを楽しめる距離感で、現地では季節の花々に囲まれながら、引き馬や羊のショー、小動物とのふれあいをたっぷり堪能できる。フルーツや野菜狩り、遊園地やジップライン、バンジーといったアクティビティ、さらにはグランピングやオートキャンプと、充実した休日を過ごしたい人にうってつけの場所だ。

「第123回 マザー牧場 歩け歩け大会」が2024年3月2日(土)・3日(日)に開催

そのマザー牧場で、しばらく開催を見合わせていた「マザー牧場 歩け歩け大会」が復活したという。噂を聞きつけ、宣伝課の小林千夏さんを直撃した。

「『歩け歩け⼤会』は、感染症対策のために残念ながらしばらくの間お休みをしていました。歴史ある大会なので、このまま途切れさせる訳にはいかない!という想いで地域の方々とご相談し、今回晴れて久しぶりに開催することとなりました!」(宣伝課 小林千夏さん・以下略)

驚くべきはその開催回数。なんと今回で第123回を数えるのだという。思わず、マザー牧場の設立年を調べてしまった(1962年でした)。一体、いつから始まったのか。

「初回は昭和48年、1973年6月に実施しました。以降、年に1〜4回のペースで開催しています。開催回数はその年により異なります」

ここで、歴史あるイベントの概要を紹介しよう。マザー牧場の「歩け歩け大会」は、最寄り駅となるJR内房線の佐貫町駅から、約9キロのコースを歩いてマザー牧場を目指すウォーキングイベントだ。事前予約は不要、参加料金も無料で、当日の受付時間内に富津市立佐貫小学校にて受付を行うだけ。

この約9キロのコースが、実に楽しい。

ゴールまでの道のりには、創業190年の老舗醤油店「宮醤油店」、南極観測船しらせの元料理長が腕をふるう「味処しらせ」をはじめ、地元に愛される店舗が立ち並ぶエリアを通過する。2024年3月2日、3日の開催では、老舗醤油工場の見学ができるうえ、先着100名に醤油ミニボトルのプレゼントも!

そして、佐貫城址、樹齢1000年超えの大杉を擁する白山神社といった歴史を感じさせる観光名所、さらにはのどかな農村風景に自然林道まで、ハイキングコースとして見どころだらけなのだ。峠付近にはマザー牧場のアルパカが待ち構え(10時30分〜12時、天候や動物の体調により中止・変更する場合あり)、参加者を出迎える。

コース概要。観光しながらマザー牧場を目指す

佐貫町駅から受付場所の佐貫小学校までの道すがら、地域のグルメを楽しむのも一興

佐貫城址の展望台からは、東京湾も一望できる

【写真】峠付近ではアルパカがお出迎え!

迫力のある木々に囲まれた林道。一見の価値あり


「これまで、晴天時は1日に1000人ほどがご参加しており、1回の開催で1〜2日間の実施なので、2日間開催の場合は約2000人がウォーキングを楽しんでくださっています。ご参加いただいているのは、小学生のお子さんのいるご家族が多い印象ですね。ご高齢の方も元気にゴールされています!」

「大会に参加・完歩しますと、マザー牧場の⼊場料が大人も子どもも500円になる入場割引特典(通常料金:大人1500円、子ども800円)ほか、牛乳のサービスなどもご用意しています。ハイキングにぴったりの季節に、魅力たっぷりの街を歩いて一緒にマザー牧場を目指しませんか?たくさんのご参加をお待ちしております」

平均2時間のコースだが、途中、お店や名所を見学しながらのんびりマザー牧場を目指す。いつもは車で向かうという人も、電車を乗り継いで佐貫町駅から歩いてみよう。心地よい疲労感と、新たな発見、貴重な体験を得られるはずだ。

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