夢をのせた桜で山手線を埋め尽くそう!人々の夢を集め、発信する「April Dream」とは?

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今回取り上げるのは、「April Dream」。2024年4月1日(月)から期間限定で実施される「April Dream」では、企業・団体・自治体・個人が発信した夢が、山手線の車内と46道府県の駅の掲示板に掲出される。今年(2024年)で5年目を迎える「April Dream」について、株式会社PR TIMESの担当者に話を聞いてみた。

夢で埋めつくされたDream Train(※画像はイメージ)


――「April Dream」を行う狙いについて教えてください。
人を惑わすたくさんのウソが、希望を込めた一人ひとりの夢に変わったら、社会はきっと前進すると私たちは考えています。夢の持つエネルギーの循環が社会全体の行動者を増やし、ポジティブな情報発信が活発になり、当社ミッションである「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」の実現にも寄与すると考えています。しかし、実際にこれまでに4回の実施を経て、夢の持つエネルギーが私たちの想像以上に大きかったことに気づきました。夢を実際に言ってみることで自分自身への決意や約束になり、それを聞いた周囲の人たちがその夢の協力者になり、実現に大きな一歩を踏むきっかけになればと考えています。

――「April Dream」の特徴、イチオシポイントを教えてください。
夢を言えるけど言う機会がない、夢を言えない、夢がない、そんなすべての方に夢を発信する場と、そうして発信された誰かの夢に出合える場を生み出すのがApril Dreamです。2024年は山手線と46道府県の駅が夢を発信する場になります。普段は恥ずかしくて言えないような夢も、この日だけは勇気を出して言ってみる。その夢を見たり聞いたりした人が、夢を応援する人や協力してくれる人となって、実現に向けて一歩進めるきっかけになると信じています。

【画像】駅の掲示板にもさまざまな夢が掲出(※画像はイメージ)


――今回で5回目となる「April Dream」のアイデアはどのようにして生まれましたか?
April Dreamは、4月1日をウソやジョークで笑いを誘うエイプリルフールではなく、大風呂敷を広げて「夢」を語れる日にしたいという想いから2020年に始まりました。PR TIMESは2015年から4月1日にウソのプレスリリースを無料で発信できるエイプリルフール企画を実施してきました。普段は正確な情報発表に努める企業や団体も、人をハッピーにできる「ウソ」や、将来こんなサービスが出せたらいいなという「ウソ」を堂々とつける日に、生活者との新たな関係づくりに挑戦できると考えたからです。

しかし、企業エイプリルフールが年々盛り上がりを見せる一方で、PR TIMESでは企業発表プラットフォームとしての課題と葛藤が膨らんでいきました。フェイクニュースやデマが混乱を招き社会問題化する時代に、価値ある「嘘」とはどんなものか?行動を重視して真実を伝えることをミッションに掲げる当社が、本気で追求すべき発信機会とは何なのか?そんななかで、ウソと言っておきながら実際にそれを実現してしまったという企業も出てきました。ウソみたいにワクワクするけど、それが実際に実現するならもっと楽しめる。そうした考えが、夢を発信するApril Dreamのきっかけになりました。

――「April Dream」を実施する過程で苦労している点はありますか?
4月1日と言えば、日本にとっては入学式や入社式をはじめとする新年度の初日。世界的に見てもエイプリルフールという誰もが知る日です。そんな4月1日を、ウソじゃなくて夢を言う日にするという考え自体に共感いただけることは多いものの、誰もが聞かれてすぐ簡単に夢を言えるわけではありません。共感まではしていただけるものの、実際に多くの方が夢を発信することには今もまだ道半ばです。

手書きの夢がのった桜イメージ。架空の人名・社名。


一方で、力強く自身の夢を発信する人もいます。April Dreamはそんな彼らをヒーローと讃え、夢のその後も密着するなどしてきました。実際に夢を発信して仲間を見つけ、叶えてきた人たちの姿をMade in April Dreamと呼び、動画や記事コンテンツを発信し、夢を発信するポジティブなエネルギーを伝えてきました。

――最後にメッセージをお願いします。
山手線を夢であふれるDream Trainにするというワクワクする企画に参加するくらいの気持ちで、せっかくの機会に夢を発信してみていただけたらと思います。

4月1日限定!企業・団体の夢を無料で配信

山手線や駅の掲示板に夢が掲出される「April Dream」だが、そのほかにもプレスリリース配信サービス「PR TIMES」では、4月1日の「April Dream」当日限定で、企業・団体の夢を無料で配信可能。これまでも1864の企業・団体が夢を発信し、発信した夢をきっかけに応援や協力依頼が寄せられ、実際に新たなプロダクトやサービスが生まれたという事例もある。

手書きの夢がのった桜イメージ。架空の人名・社名。


夢の実現を後押しする「April Dream」

「April Dream」は自分の夢を見つめ直し、発信する絶好の機会。すでに明確な夢がある人、特に夢を持たずに生きている人、誰しもが自分の夢を考え、見つめ直し、言葉にする。実際に山手線や駅の掲示板に掲出されることにより、さまざまな人に自分の夢が届き、それが何らかの形で夢の実現につながるかもしれない。2月25日(日)まで夢を募集中。今夢がない人も、ぜひ自分の夢を考え、「April Dream」でそれを発信してみてはいかがだろうか。

【募集概要】
募集期間:2月1日~2月25日(日)
掲出場所および期間(*1)
①山手線(1編成全11両):4月1日(月)〜4月15日(月)
②46道府県の駅掲示板:4月1日(月)〜最長8日間
投稿した夢は山手線、46道府県の駅両方に掲出される。
参加方法:募集期間内にフォームより夢を投稿

(*1)掲出期間は場所によって変動あり。46道府県ごとの掲出駅は、April Dream公式SNSで後日発表。全国46道府県(東京は山手線)の掲示板については、当フォームで送られた「お住いの地域」または企業・団体の所在地の道府県の掲出駅が対象。

文=吉田知生

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