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心豊かな人生を歩むために――。「健全なお金の価値観」があってこそのライフプラン

2024/01/21 20:00
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【写真】ファイナンシャル・セラピーを受ける意味とは?
【写真】ファイナンシャル・セラピーを受ける意味とは?【撮影=藤巻祐介】

お金にまつわる過去の出来事と感情を振り返る

では、そのような「健全ではないお金の価値観」を手放し、「健全なお金の価値観」を身につけるにはどうすればいいのでしょうか?本来であれば、その答えは「ファイナンシャル・セラピーを受けてもらう」ということになります。

ファイナンシャル・セラピーとは、アメリカ発祥の「心理的側面からお金の問題を解決するサービス」で、金融に関するアドバイスや心理カウンセリング、心理ワークを通じてお金の不安や恐れをやわらげていくことを目指すものです。私のようなカウンセラーと対話をしながら行うものですから、ひとりで行うことはできません。

しかし、その一部であればひとりで行うことも可能です。ファイナンシャル・セラピーにおける基本的な心理ワークのひとつは、「お金にまつわるこれまでの出来事やそのときの感情を振り返る」というものです。それらの出来事や感情が、現時点のお金の価値観を形成しています。

ふだんは思い出さないことを振り返りますから、ゆっくりお風呂に入っているときなどリラックスしているときに行うのが効果的でしょう。これまでの人生におけるお金にまつわる出来事、それに伴う感情を思い出してみましょう。

すると、「あ、このことが今の考え方につながっているのか」といったように気づきを得ることができます。そして、「この考え方は本当に必要なものか?」と、あらためて考えてみるのです。

たとえば、クレジットカードの利用に対して、妙な罪悪感や不安を覚えるという人もいますが、過去を振り返ってみると、「クレジットカードは借金だ」と考え、今も現金派だという親の影響を受けていたことに気づいたとします。

そこで「本当にクレジットカードを使うのはよくないことか?」「きちんと使えば家計簿もつけやすくてむしろいいことなのではないか?」と考えられれば、自分のお金の価値観を更新することができるでしょう。

もちろん現金の使用が悪いということではありませんが、クレジットカードを必要以上に敬遠するのではなく、「場面に応じて現金とクレジットカードを使い分けてみよう」というように、客観的な判断ができるようになるのではないでしょうか。

構成=岩川悟(合同会社スリップストリーム)、取材・文=清家茂樹、撮影=藤巻祐介

『「お金の不安」をやわらげる科学的な方法 ファイナンシャル・セラピー』
日本能率協会マネジメントセンター(2023)
上原千華子 著

【プロフィール】上原千華子(うえはら・ちかこ)
金融教育家。欧米投資銀行勤務歴17年、個人投資家歴26年。証券外務員一種、最新の心理学NLPを使ったマネークリニック(R)認定トレーナー。金融知識だけではお金の不安が消えなかった経験から、心理学を取り入れたライフプランと資産運用を教えている。「お金の教育をもっと身近に、心から豊かな人生を」がモットー。投資銀行では、金利・債券トレーディング部のリスク管理、クライアントサービスに従事。億単位のお金を動かすトレーダーの右腕となり、取引のリスク管理と顧客対応を行う。30%の業務効率化、海外チームへの業務移管などプロジェクトマネージャーとしても活躍。2018年、(株)ウェルス・マインド・アプローチ創業。企業より業務効率化プロジェクトを受注。並行して資産運用講座を実施する。ライフプランから資産運用まで自分でできるようマンツーマン指導。多忙な中小企業経営者から支持され、口コミでビジネスが広がっている。

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