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子どもが発熱!前日夕方に休み連絡を入れると「もっと早く言ってよ…」パートを続けるべきか辞めるべきか悩むワーママの葛藤

2024/03/14 11:00
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5歳上の会社員の夫と、2人の小学生の子どもと暮らすアラフォー主婦のナミさんが描く絵日記ブログ『ナミの「まぁ、いっか」絵日記』には、子育て中のママにおすすめしたい漫画がたくさん!なかでも「コンビニで働いていた時の話」は、初めての育児に悩みつつもワーママとして働き始めたころのエピソードが描かれている。今回は“ワーママとして働き続けていくべきか、辞めるべきか”とナミさんが悩んだエピソードを紹介する。

陰で迷惑だと言われていたことを知り、つらい気持ちに…
陰で迷惑だと言われていたことを知り、つらい気持ちに…


ナミさんは20代半ばで勤めていた会社を結婚退職。その後は子どもが生まれ、専業主婦として家事をこなしていたが、長女が2歳になるころに再び働き始めることを決意。ただ、前職の正社員に戻るのではなく、子どもがまだ小さいためパート勤務を希望し、保育園のすぐ近くという好立地のコンビニで働き始めていた。

出産後は子どもと2人の空間で過ごしていたナミさんにとって、久しぶりの職場はとても楽しいものだった。変なお客さまの対応に苦戦することもあるが、常連客や同僚と他愛ない会話をする日々や、社会とつながっているという感覚に充実感を覚えていたのだが、ナミさんはある悩みにぶつかっていた。

子どもは熱を出しやすい。誰もが経験する保育園からの呼び出し電話
子どもは熱を出しやすい。誰もが経験する保育園からの呼び出し電話


その悩みとは、早退や休みについて。子どもが熱を出すと、保育園からお迎えをお願いする電話がかかってくる。パートの面接のときにもその可能性については予め話しておいたナミさんだったが、実際に突然の早退や休みが重なってくると、職場に気まずい空気が流れ出してきたのだ。

毎回申し訳ないという気持ちで早退をお願いしていた
毎回申し訳ないという気持ちで早退をお願いしていた


ナミさん以外にもパートの女性は2人。どちらも子育て経験者だが、1人は子どもが大きくなって手が離れており、もう1人は実家の近くで暮らしているため助けてくれる家族がいる状況。“やっぱりママが働くには誰かの助けがないと厳しいのかな”とナミさんは悩んでいた。

そして追い打ちをかけるように「ナミさんってお子さんの体調が悪くなるからよく休むじゃない?店長とバイトくんたちが迷惑だってこの前言っていたのよ」という話を聞かされるのだった。この件に関してナミさんに話を伺ってみた。

この言葉がナミさんに重くのしかかる
この言葉がナミさんに重くのしかかる


――ワーママに理解がなく、働きづらい職場環境でしたね。

「理解を示します!」と最初は店長も同僚のお子さんがいるパートさんたちも言ってくれていましたが、実際にやってみると違う気がしました。ワーママとして働き始めることは自分で決めたことなので仕事の大変さとかは仕方ないのですが、仕事を休む連絡は本当に心苦しく、つらかったです。でも(子どもの)うみちゃんを思えば、そうするしかありませんでした。

――前日の夕方に熱が出て、休みの連絡を入れると「もっと早く言ってよ…」と言われたこともあったとか?

はい。「早く言ってよ」と言われても子どもの熱は突然なんです…。さっきまで元気に遊んでて、やっと昼寝したと思ったら高熱が出ていたりします。とはいえ、夕方6時ごろに翌早朝のシフトのお休みを申し出るのは迷惑極まりないという自覚はあります。

――結局、このコンビニでのパートは辞めてしまったのでしょうか?

はい。夫とも相談した結果、今は辞めると決断しました。夫には「子どもがもう少し大きくなって、ある程度お留守番ができるようになったらまたパートをしてみたい」と相談しました。このコンビニで働いた期間はちょうど1年すぎたくらいでした。

――辞めてしまった理由はやはり…?

子どもの病気が一番大きかったですね。まわりのママ友たちには、「1年たてば子どもの病気も一周経験して、子どもの身体がじょうぶになるよ」とよく言われましたが、子どもが鼻水をつまらせて、コンコン咳をしながら保育園に預けることは自分にとっても苦痛だったし、熱を出したときは「あぁ、なんで…」と思ってしまう自分も嫌でした。

それならば、今はパートを辞めようと思ったんです。子どもの体調を最優先できないことにストレスを感じ、パート先でも迷惑をかけながら、それでも絶対に続けたいとは思えませんでした。

休み連絡をすると、向こう側から聞こえてくるため息にナミさんの心は…
休み連絡をすると、向こう側から聞こえてくるため息にナミさんの心は…

一昔前に比べ、ワーママに対する職場の環境は整ってきているが、一番重要なのは、一緒に働く人たちの理解と協力だ。ナミさんが働いていたコンビニには育児経験者も働いていたとはいえ、トップである店長をはじめほかのスタッフたちの理解が足りない限りは、ワーママにとっては働きづらい環境だっただろう。

ほかにもコンビニを訪れる変わったお客様やイヤミなお客様のエピソードも漫画化しているナミさん。『ナミの「まぁ、いっか」絵日記』には、「コンビニで働いていた時の話」のほかにも、“子育てあるある”や日々の料理や趣味のことなど、子育て中のママには共感できる内容がズラリ!ナミさん曰く、「できるだけ毎日更新を目指しながらマイペースに更新しています」とのことなので、子育て中の人はぜひのぞいてみて!

画像提供:ナミ

■ナミ
『ナミの「まぁ、いっか」絵日記』:https://ameblo.jp/challenge1030/

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