「働く」ってなに?大人気のうんこドリルシリーズ×リクルート「うんこドリル はたらく」に込められた想いに迫る!

東京ウォーカー(全国版)

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今回取り上げるのは、「うんこドリル はたらく」。累計1000万部を突破したうんこドリルシリーズと株式会社リクルートのコラボレーションにより制作された「うんこドリル はたらく」は、働くことの意味や仕事についての考え方をクイズ形式で学ぶことができる冊子だ。そんな「うんこドリル はたらく」について、株式会社文響社と株式会社リクルートの担当者に話を聞いてみた。

「うんこドリル」シリーズとリクルートがコラボして制作した「うんこドリル はたらく」


――「うんこドリル はたらく」を新たに公開した意図や狙いを教えてください。
【リクルート】「うんこ啓発ドリル」は生きていくうえで大切なことを伝える啓発プラットフォームで、防災や交通安全、お金、環境など、さまざまな知識をうんこを通して学ぶことができます。ここに「はたらく」領域がまだ掲載されていないことから文響社様から弊社へお声がけいただきました。メインターゲットは小学生ですが、子ども向けにわかりやすく「はたらく」を咀嚼することを通して、「はたらく」とは何か?を伝える一冊です。

【文響社】「べんきょう」と「はたらく」には多くの共通点があり、本来はどちらも喜びを感じるものです。しかし、しばしばネガティブな意味合いで捉えられがちだと感じております。「べんきょう」と同じく、「はたらく」を楽しめたら、その人の人生はより豊かになるはず、本来の「はたらくたのしさ」、「はたらく素晴らしさ」についてお子さまにお伝えしたいと思い公開しました。

――「うんこドリル はたらく」のイチオシポイントを教えてください。
【リクルート】「はたらく」ことに対し、大人から解を押し付けるのではなく、子どもたちが考える「きっかけ」になるようなコンテンツになっているところです。さらには10年後に読み返した際にも、新たな発見があるようにもなっています。また、親子で新しく「はたらく」について会話が始まればと思い作成してきましたので、この冊子が親子のコミュニケーションの起点になればと思っています。

【文響社】未来での働き方を考え書き込む部分があり、一度だけでなく答え合わせとして10年後でも楽しめるところがイチオシポイントです。

――「うんこドリル はたらく」のアイデアはどのようにして生まれましたか?
【リクルート】さまざまな境遇の子どもたちがいますが、機会均等に、一人ひとりにとって「はたらく」ことは楽しくて夢中になれることだと伝えたいという思いがありました。また、正解もなく、まずは考えてもらうきっかけをつくりたいという思いからアイデアを検討しました。

【文響社】リクルートのみなさま、文響社のメンバーで会議・ブレストを重ねて生まれました。「仕事=つまらない」という大人の先入観を外し、子どもにとって働くというのはワクワクするはずだというところからアイデアを練っていきました。

――「うんこドリル はたらく」を作成する際に苦労した点はありましたか?
【リクルート】今回のプロジェクトメンバーは全員3歳の子を持つ親です。育ってきた環境や地域、子育てに対する想いや、それぞれの価値観が異なるため、冊子を通して伝えたいメッセージがそれぞれバラバラでした。また、ターゲットを小学生とした際、想像しうる小学生イメージもバラバラなので、議論のなかで「それは小学生に響くのか?」「もっと、こういう表現がいいのでは?」など、意見の統一には一定の苦労がありました。そんな状況でも、文響社さんからいただく情報や議論のなかで共通する価値観の確認等を通して、徐々にメッセージがシャープになり、一つひとつのコンテンツに納得感が生まれていきました。それぞれが妥協せず伝えたいことを言語化し、いい議論ができていたからこそ、納得のいくコンテンツを制作することができたと思います。

【文響社】一言で「はたらく」と言っても幅が広く、子どもたちに説明しようとするとどうしても文章の量などが多くなってしまうため、何を伝えるべきかの取捨選択に苦労いたしました。

――株式会社リクルートとコラボすることになった経緯を教えてください。
【文響社】弊社では、生きるために大切な学びを伝える「うんこ啓発ドリル」を展開しております。その啓発のなかで、子どもたちに「はたらくたのしさ」を伝えたいと思っておりました。そこで、「働く喜び」の輪を世の中に広げているリクルート様とタッグを組ませていただきたいと思い、弊社からお声がけさせていただきました。

――最後にユーザーへメッセージをお願いします。
【リクルート】子どもたちにとって仕事や働くことについては、まだまだ身近じゃないことばかりかと思います。普通に教えようとしても「まだ先のことだしな」と、なかなか伝えることが難しいのも事実です。でも、それが不思議とうんこ先生が話すと、いつのまにか笑顔が生まれ、身近な話に大変身します。学校の教室で。ご家庭の中で。ぜひ、この冊子を通じて、子どもたちと「はたらく」について話をするきっかけにしてみてください。新しくて楽しいひとときが生まれますように。

【文響社】冊子を読んで、いち早く働きたいと思うお子さまが、ひとりでも多く増えたらいいなと思っております。

「うんこドリル はたらく」とは?

「うんこドリル はたらく」は、私たちが生きていくうえで欠かせない「働く」とはどういうことかをもっと多くの子どもたちに知ってほしいという想いから「うんこドリル」シリーズとリクルートのコラボが実現し、制作された冊子だ。

冊子の内容はクイズ形式で全5問。うんこドリルの人気キャラクター・うんこ先生が子どもたちに、将来の夢ややりたい仕事があるか問いかける場面からはじまる。クイズの設問や選択肢には、うんこドリルでおなじみの「うんこ」というキーワードやイラストが散りばめられており、子どもの興味関心を強く惹きつける。

【画像】うんこ先生が子どもたちに、将来の夢ややりたい仕事があるか問いかける場面からはじまる


仕事とは何かと問いかけたり、働くうえで大切な考え方を教えるシーンの描写を通じて、仕事に正解はない(正解が変わり続ける)ことや、夢中になれると仕事がとても楽しくなること、そのためには新しい出会いを大切にしてほしいこと、夢中になって仕事をすれば自分もまわりの人も幸せになることなど、生きていくうえで欠かせない仕事についての考え方が、クスッと笑いながら学べる仕組みになっている。

「うんこ」というキーワードやイラストが散りばめられ、子どもの興味関心を強く惹きつける

生きていくうえで欠かせない仕事についての考え方を、クスッと笑いながら学ぶことができる


設問ごとに設けられた、うんこ先生による教えもポイント。クイズの答えのみならず、なぜそうなのかという理由や、その具体例なども丁寧に説明されており、「はたらく」ということをより深く理解し、学ぶことができる。

クイズの答えだけでなく、なぜそうなのかという理由や、その具体例なども丁寧に説明されている


冊子の巻末には、昔と今の仕事や働き方の変化が紹介されており、なくなった職や新たに生まれた職、働き方の移り変わりについて理解を深めることができる。また、このページでは、未来にはどんな仕事ができて、どんな働き方になっているかを子どもたちが想像し、自分のアイデアを書き込むこともできるため、10年後にこの冊子を見て答え合わせをすることができるという遊び心もある。

10年後に読み返した際も楽しむことができる?


「はたらくってなんだろう?」、「しごとってなに?」などといった子どもたちの疑問を楽しく、おもしろく解決してくれる「うんこドリル はたらく」。私たちの生活に欠かせない「はたらく」ということについて、子どもに考えてもらうきっかけを生み出すコンテンツだ。小学生の子どもがいる人は、ぜひ一緒にこの「うんこドリル はたらく」を読んでみてはいかがだろうか。

文=吉田知生

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