今を楽しく生きるコツが満載の『71歳、団地住まい　毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』、本書の見どころを担当者に聞いた

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今回取り上げるのは、離婚・倒産・貯金ゼロ・がん闘病を乗り越えて「今がいちばん幸せ！」と語るソネ ジュンコさんの、ひとり暮らしを楽しむノウハウをまとめた「71歳、団地住まい　毎朝、起きるのが楽しい『ひとり暮らし』」。2023年12月6日にダイヤモンド社から発売された本書の見どころや、どんな人に読んでほしいか、担当者に聞いてみた。

ーー本書に関して、意図や狙い、ターゲットは？
「明るくて、健やか。無理していないのに、おしゃれ。71歳のソネさんの暮らしは、見ているだけで元気がもらえます。離婚や病気など、さまざまなことを乗り越えてきたソネさんだからこそわかった、日常の楽しみ。日々の暮らしに楽しみを見つけたい方や、シニアライフに漠然とした不安を抱えている方にはぜひ読んでほしい1冊。人生が好転するきっかけになる本です」

ーー本書のイチオシ、目玉となるポイントは？
「人間関係、食事、睡眠、健康、メンタル、ファッション、インテリア、パソコンという気になる8つのテーマで、ひとり暮らしを楽しむコツを語りつくしています。健康レシピからアクセサリー作り、エクササイズの方法まで。今日から試せる実用的な内容も多数掲載しています！」

この瞬間を楽しまなきゃ損！波瀾万丈の人生を経てたどり着いた「本当の幸せ」

1DKの団地にひとり暮らし。DIYで家具を手作りし、料理や洋裁を楽しみ、動画編集ソフトも使いこなす。こんな充実した生活を送る、71歳のソネジュンコさん。頑張りすぎないけれど、ちょっとした工夫の積み重ねによって日々の暮らしを楽しんでいる。

「今がいちばん幸せ！」と語るソネさんだが、その人生はまさにジェットコースター。裕福な家庭で育ち、何不自由ない結婚生活を送るも、3人の子どもを抱えて離婚。49歳で住む家をなくすも、整体院で働きつつお金を貯めボディーワーカーとして独立し収入を得られるように。しかし這い上がったところで末期寸前のがんが判明。九死に一生を得て今にいたる。

「人生、いつ何が起こるかわからない」を実感しているからこそ、ソネさんの毎日は、今、この瞬間を楽しむエネルギーにあふれている。

本書では、そんなパワフルなソネさんのライフスタイルを大公開。人間関係・食事・睡眠・健康・メンタル・ファッション・インテリア・パソコンの8つのテーマで楽しむコツを紹介。お金をかけなくても豊かに暮らす工夫や、新しいものをどんどん取り入れる意識など、すぐにまねしたいことばかり！

シニアライフを控えた女性たちのなかには、今後の人生に漠然とした不安があり、悲観的に捉えている人も少なくないだろう。本書は、無理せず等身大の暮らしを楽しむソネさんの姿に活力をもらえるとともに、日々の暮らしに楽しみを見つけるきっかけになるような1冊だ。

暮らしを楽しむ秘訣を大公開！

・本当に気の合う友達は数人いれば十分
・私にとっては「1日2食」がベスト
・週2日だけ、パンを食べることを自分に許す
・お風呂につかりながら読書や映画を楽しむ
・エクササイズを習慣化

・自分の「見た目」を気にしてみよう
・白の長袖シャツ3枚を常備
・スニーカーからピンヒールまで履く
・家はずっと賃貸派
・66歳でYouTuberに
・シニアこそIT機器を使いこなそう

写真：川瀬典子

著者プロフィール：ソネ ジュンコ

1952年大阪府生まれ。父親が会社を経営する裕福な家庭に生まれ育つ。裕福な家庭に嫁ぎ、3人の子宝に恵まれたものの離婚。子どもたちとともに実家に戻るも、父親が営む会社が倒産し、住む家を失う。貯金も底をつき、子どもたちとともに食べていくため、体当たりで働いた整体院でつかんだノウハウをもとに独立した。しかし、61歳で末期寸前のがんに。不安を抱えながらの人生も、小さなことは気にせず、料理・手芸・洋裁・DIY・パソコンなど、お金をかけずに今を楽しんで毎日を送っている。現在、大阪市郊外の団地でひとり暮らし。