もうすぐバレンタインデー。最近では社内の男性や取引先のお得意様に義理チョコを渡す文化も少なくなってきたように感じるが、あなたの会社ではいかがだろうか?会社によってバレンタインデーの伝統はそれぞれだろう。今回紹介するのは、現在はWebデザイナーとして活躍しているが、過去にさまざまな職歴を持つぷく子(@pukukoOL)さんが、ある会社で経験した実話である。バレンタイン制度を撤廃しようと動いたぷく子さんにさまざまな試練が襲いかかる!
ぷく子さんが最初に勤めていた会社では、女子社員から数百円ずつ集めて男性社員たちへひとつのチョコ詰め合わせボックスを贈っていた。もちろんホワイトデーのお返しも、「男性社員全員からのお返しです」とクッキーの詰め合わせをひとつもらって女子社員で分けていただいていたので、バレンタインデーに対して特に苦痛はなかった。
しかし、ぷく子さんは常々「義理チョコってそもそも嬉しいのかな?」と義理チョコ制度には疑念を抱いていた。そして、次に入社した会社で事件は起こった。ぷく子さんが所属された事業所は男性20名に対して女性2名。もう1人の女性から、これまでの慣習から「男性社員1人につき1000円くらいのチョコを買おう」と提案された。全員分で2万円…ということは1人1万円の負担となる。会社の義理チョコに1万円の出費…!?ギョッとしたぷく子さんは「バレンタイン制度の撤廃」に向けて動き出した。
そして、バレンタインデーが訪れた。ぷく子さんはある男性社員から「今年のバレンタインのチョコは?買い忘れ?」と聞かれる。バレンタイン制度を撤廃した話を伝えると、信じられない言葉を浴びせられるのであった。ほかにも、同会社の別の事業所に異動した際のバレンタインデーでも、男性陣から「チョコ持ってこなかったのはまずいよ…ひとつ1000円くらいのチョコを配って」と強制される。加えて、「お得意様の分も忘れずにね。2000~3000円くらいのやつ」と追い打ちも!果たしてぷく子さんは自腹でチョコを買うことになるのか…!?
これまでいくつかの会社で働いてきたぷく子さんは「会社によってバレンタインの対応は全く違いました」と話す。しかし、自腹で購入しなければいけないものに対して強制するのはいかがなものか…?お仕事漫画「ぷく子OLとイッヌの日常」には、「あ~、あるある!」「いるいる、こんな人!!」と思わず頷くエピソードがズラリ。平凡なオフィスのあるあるエピソードが盛りだくさんそろっている。共感できて笑える漫画が多いので、時間があるときにのぞいてみては?
画像提供:ぷく子(@pukukoOL)