「幽霊ネコが甘えてくる」という謎設定の新作ボードゲームが登場!担当者に制作経緯を聞いてみた

東京ウォーカー(全国版)

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

注目のトピックスや新商品、画期的なサービスなど、今知っておきたいホットな情報をOneNews編集部がピックアップ。

今回取り上げるのは、オリジナルボードゲーム・テーブルゲームの開発を手掛けるEJP株式会社が制作し、「ゲームマーケット2023秋」で満を持して発表された新作ボードゲーム「シン・ネコ物件」!甘えてくる幽霊ネコの機嫌を取りながら訳アリ物件からの脱出を目指すというユニークなシステムはどうやって生まれた?担当者に聞いた話を交えながら、本ゲームの魅力に迫る。

EJP株式会の新作ボードゲーム「シン・ネコ物件」


ーー「シン・ネコ物件」は、どういうゲームなのでしょうか。
新作ボードゲーム「シン・ネコ物件」は、サイコロではなくチップを振って進むチキンレースすごろくゲームです。ネコに見つからないように音を抑えて行動する様子を「物音チップ」で表現し、動き続けるか、ネコの機嫌を取って次の手番に賭けるか、シンプルながら悩ましい選択を迫られる白熱できるすごろくゲームです。

ーー開発のきっかけを教えてください。本作のアイデアはどのようにして生まれたのですか。
弊社でシリーズ化しているDVDパッケージ風ボードゲームの新作を、より多くの方に楽しんでもらうため社内で検討を重ねました。特に意識したのは遊びやすさです。手に取ってすぐに遊べるシンプルさと、何度でも遊びたくなる奥深さを出せるようテストプレイを重ねて、ゲームシステムやコンポーネントを何度も変更し、ブラッシュアップしていきました。

ーーユーザーへ伝えたいことはありますか。
2023年12月9日(土)、10日(日)に行われた「ゲームマーケット2023秋」では、両日出展しました。ゲームマーケットに参加できなかった方でも、今回の作品に興味を持っていただいた人がいらっしゃればAmazon、ボドゲーマでのオンライン販売もあることも知っていただければと思っています。

新感覚のチキンレースボードゲーム!

ゲームマーケット2023秋で発売された「シン・ネコ物件」は、持ち運びや収納に便利なDVD風パッケージに収まったEJP株式会社の新作ボードゲーム。ボードは基本と上級の両面仕様で、選択ルールも2種が用意されており、初心者から上級者まで好みやシチュエーションに合わせて選んで遊べる。

基本ルールはとっても簡単

【写真】ルールは簡単!新作ボードゲーム「シン・ネコ物件」

振るのはダイスではなく「チップ」
ゲームには「幽霊ネコの憑く家に越してきた家族」という設定がなされており、プレイヤーは家族の1人。目的は、幽霊ネコに気づかれずに、家から出ること!チップを振ってコマを進め、ゴールである玄関を目指すこととなる。

ネコに気づかれたら即、アウト!

「シン・ネコ物件」ルール2

プレイヤーは自分の番がくるたびに、チップを振ってコマを進めても構わない。ただし、幽霊ネコに気づかれてしまう(=チップのネコの面が2つ以上出てしまう)と、コマを戻さなければならないルールだ。

2種のルール+選択ルール2種が用意

「シン・ネコ物件」ボード

簡単に遊べる「基本ルール」と、より戦略的なシン・ルール(上級)が用意されている。ボードも両面仕様で、ルールによって使い分けられる仕組みだ。さらに、選択ルールも2種あり、好きな方で遊ぶことができる。

ゲームが有利になる「道具カード」がキモ

「シン・ネコ物件」道具カード

シン・ルールでは「道具カード」のシステムを採用。道具カードを使うと、自分のコマを進める助けが得られたり、相手を妨害したりと有利にゲームを進めることができる。

「遊ぶ」でネコの機嫌が取れる
「シン・ネコ物件」では、ゲームを進める上での重要なファクターとして「遊ぶ」というアクションが用意されている。自分の番が来たプレイヤーは物音チップを振って進んでも構わないが、進まずに「遊ぶ」選択をして、幽霊ネコの機嫌を取ってもOK。「遊ぶ」を選んだプレイヤーのコマは裏面になり、次の手番以降「振ったチップの表裏を1枚入れ替える」効果を1回使えるようになる。1回分の手番を消費する代わりに、次の手番で一気に進めるかもしれない強力な効果だ。

プレイヤーは自分の手番で「どのタイミングで遊ぶのか」「遊んで手に入れた、チップ操作効果をどこで使うか」という緊迫の決断を迫られることになる。

他人を巻き添えにする技も!
チップを振ってネコが2枚以上出るとボードの各所にある「ネコタワー」というチェックポイントまで戻されるのだが、この効果が発動すると、ボード上の「物陰」に隠れていないほかのプレイヤーのコマも巻き添えとなる。物陰に入るためには移動上のロスが生じるが、隠れなければ巻き添えになってしまう恐れも。逆に、他人を巻き添えにするためにわざとチップを振り続けることが、勝利へのカギとなることもありそうだ。

友人や親戚が集まる機会が増える年末年始に向けて、かわいくて盛り上がれるボードゲームを探しているなら、チェックしてみてはいかがだろう。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

この記事の画像一覧(全5枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

いちご狩り特集

いちご狩り特集

全国約500件のいちご狩りが楽しめるスポットを紹介。「予約なしOK」「今週末行ける」など検索機能も充実

ページ上部へ戻る