ガムを噛んで勝率アップ⁉スポーツマン必見のロッテ“噛むスポプロジェクト”、Bリーグのレバンガ北海道をサポート

東京ウォーカー(全国版)

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今回取り上げるのは、株式会社ロッテが「噛むこと」の必要性や「噛むこと」がもたらす意外な力を通じて社会に貢献したいという想いのもと取り組んでいる「噛むスポプロジェクト」。同プロジェクトの一環として、バスケットボールB.LEAGUE B1所属のレバンガ北海道へロッテがサポートを始め、2023年9月には、レバンガ北海道の選手向けに専用のトレーニングガムの提供を行った。

この取り組みは、試合中や練習中にガムを噛む選手が多いレバンガ北海道からロッテの「噛むスポプロジェクト」にオファーしたことをきっかけにスタートしたという。今回の企画について、担当者に話を聞いてみた。

噛むスポプロジェクト



――「噛むスポプロジェクト」について教えてください。
ロッテが培ってきた知見や研究をもとに、プロアスリートから子どもたちまでスポーツを頑張る多くの人のパフォーマンスを「噛むこと」を通じてサポートするプロジェクトです。「研究」「情報発信」「噛む力測定」「ガム提供」などさまざまな活動によって「噛むこと」の重要性を知っていただき、普及することが狙いです。

――「噛むスポプロジェクト」のイチオシポイントを教えてください。
噛むことからアスリートをサポートしている点です。栄養や筋肉のケアなどによるサポートが一般的ですが、口からアスリートをサポートするという特徴ある取り組みがポイントです。近年はマウスピースをするアスリートも増えており、多くの方がスポーツと口の状態や噛むことの関係に注目し始めていると感じています。また、ガムは誰でも手に入れられるので、一般の方にも真似していただけるところも大切なポイントです。

――ガムトレに使用されるガムの特徴を教えてください。
噛むスポプロジェクトでは、アスリート用のガムであるトレーニングガムを提供しています。トレーニングガムは通常のガムと比べて軟らかくなりにくく、一定の硬さが続きやすい特徴があります。一部のアスリートには、選手の好みにあわせてカスタマイズした選手オーダーメイドのトレーニングガムであるプロフェッショナルガムを提供しています。プロフェッショナルガムは、「形状」「硬さ」「味」の組み合わせ60種類の中から選ぶことができます。トレーニングガムは、スポーツデンティストである東京歯科大学武田友孝客員教授に監修していただいています。

――今までの「噛むスポプロジェクト」で選手からのコメントなどで印象に残ったものを教えてください。
千葉ロッテマリーンズのキャプテンである中村奨吾選手は身体をほぐすためにガムを噛んでくださっているそうです。また、気持ちのリフレッシュ効果も感じていただいております。
※以下選手コメント抜粋
「アップ中にガムを噛むことによって、身体がほぐれやすく、リラックス効果も感じています。プライベートでも、運転中や食事後によくガムを噛みます。今年も自分専用のプロフェッショナルガムを作っていただけるので、ガムを噛みながら気持ちをリフレッシュさせ、身体ケアのひとつとして、しっかりガムを噛み、今シーズンも頑張っていきたいです」

川崎フロンターレ登里享平選手からは「試合の日は1日16粒のガムを噛むことがルーティンになっていると」コメントをいただき、試合に欠かせない存在になっていることがとても印象的でした。
※以下選手コメント抜粋
「試合の日は、1回4粒をアップ中、試合前半、ハーフタイム、試合後半の4セッションに分け、1日計16粒のガムを噛むことがルーティンです。心が落ち着きリラックスしたり、集中力がアップしたりとメリットを感じてガムを噛んでいます」

――ユーザーへのメッセージをお願いします。
アスリートだけでなく一般の方のスポーツパフォーマンス向上にもガムを使った噛むトレーニング「ガムトレ」は重要です。また、試合中だけではなく、日常生活からガムトレを取り入れていただくことが重要ですので、練習や試合中にガムを噛めない方にも、ぜひガムトレを取り入れていただきたいです。ガムを噛むという些細な取り組みかもしれませんが、競技の場では小さな違いが勝敗を分けるということもあるはずです。ガムトレが多くのスポーツを頑張る方をサポートできることを信じています。また、スポーツシーン以外でもフェイスラインの引き上げや頭皮血流の向上、自律神経の整えなど、さまざまなメリットがあることが研究でわかっています。ぜひ日常の中で「噛むこと」を意識してみてください。

一定のリズムで噛み続けられるトレーニングガム

噛むことをトレーニングするために、一定のリズムで噛み続けられるよう特別に作られたトレーニングガム。一般的なガムは噛み始めると硬さが軟らかくなってしまうが、トレーニングガムは噛み始めから硬さの変化が少ない。また、自身の噛む力に合わせて、ガムの硬さを選ぶことができるので、自然な噛みごこちとなっている。今回、レバンガ北海道の選手はソフトな硬さのガムを選択した。

【画像】一般的なガムは60秒が軟化のピーク。一方で、トレーニングガムは…

20段階(0.5刻み)の食感(硬さ)の評価を専門パネル※1を用いて、80回/1分間のペースで計5分間ガムを咀嚼し、6秒ごとに硬さを評価するTI法※2で評価を行った。
※1ガム官能評価パネルとして訓練した男女7名
※2経時的な強度変化を評価する官能評価手法

レバンガ北海道の選手からコメント“ガムを嚙むことで集中力を高め、勝率を上げたい”

【桜井良太選手コメント】
「普段、練習前や運転中にガムを噛んでいます。今回チーム専用のガムを提供していただき、練習前後のリラックス効果に期待しています。トレーニングガムを噛んで、毎日の練習の質を上げて勝率を上げていきたいです」

桜井良太選手(C)LEVANGA HOKKAIDO

【中野司選手コメント】
「チーム専用のトレーニングガムをいただき、とてもうれしいです。このガムを噛んで普段の練習で集中力を高め、より成長した姿をみなさんに見せていきたいです」

中野司選手(C)LEVANGA HOKKAIDO 

【松下裕汰選手コメント】
「普段は練習前によくガムを噛んでいます。トレーニングガムにはリフレッシュ効果を期待しています。レバンガ北海道専用トレーニングガムで集中力を高め、絶対に勝ちます。これからも応援の程よろしくお願いいたします」

松下裕汰選手(C)LEVANGA HOKKAIDO

寺園脩斗選手もトレーニングガムを持って記念撮影(C)LEVANGA HOKKAIDO


アスリートも実践!ロッテ噛むこと研究部監修「ガムトレ」の3カ条

ロッテ噛むこと研究部監修「ガムトレ」には3つの必須事項があるという。まず、背筋を伸ばし足をしっかり地面につけること。次に、口を閉じたまま左右均等に噛むこと。最後に、自分のペースでリズミカルに噛むこと。

アスリートも実践!ロッテ噛むこと研究部監修「ガムトレ」


スポーツシーンにおけるガムトレの効果は大きく4つ!

<身体面>
〇静的バランスの強化
ガムを噛むことで静的バランス※3が整う。静的バランスが低いことは運動中の膝のケガのリスクになることなどが報告されている。
※3静的バランスは動かない状態を保ち続けるための能力
〇瞬発力の強化
ガムを噛むことで、ジャンプ力が高まる。また、女子中学生で、スタートダッシュが速くなることも報告されている。
<精神面>
〇集中力・判断力アップ
ガムを噛むことで、認知機能をつかさどる前頭前野の血流がよくなり、集中力と判断力が高まる。
〇リラックス効果
噛むという「リズム運動」により、「セロトニン」の分泌が増加することでストレスが低減し、精神が安定する。また、緊張すると口の中が乾くことがあるが、ガムを噛むことで唾液が分泌されるため、口を潤すことができる。

文=土屋梨夢

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