タオルの買い替え頻度、におい対策は？「タオルに関する実態調査」8割がタオルの雑菌に関心あり

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今回取り上げるのは、紡績メーカーKBツヅキ株式会社が販売する、柔らかさや吸水性に加え、200回以上(※)洗っても抗菌機能が持続するタオル「MAMORUNE(マモルネ)」。同商品の販売に合わせ、菌やウイルスが気になり始める秋冬に向け、子どもを持つ全国の20代〜40代の女性500人を対象として、「タオルに関する実態調査」を同社が行った。タオル「MAMORUNE(マモルネ)」と調査の狙いについて、担当者に話を聞いてみた。
※洗濯回数200回の目安…1枚のタオルを週2回使用した場合約2年、週4回使用した場合約1年。

――今回の調査の意図や狙いを教えてください。
秋冬にかけて、菌やウイルスが気になり始める時期であることと、9月15日に、200回以上洗っても抗菌機能が持続するタオル「MAMORUNE(マモルネ)」を本格発売したため、タオルに関しての実態について調査させていただくことにいたしました。

――MAMORUNEの抗菌効果にはどのような技術が詰まっているのでしょうか？
タオルに機能を定着させるときに使われるのが「バインダー(固着剤)」ですが、MAMORUNEは、少量のバインダーでもしっかり機能を定着させる技術により、タオル本来の柔らかさを保ったまま機能を持続させることに成功しました。

このバインダー技術はKBツヅキ独自のものとして、特許を取得しています。抗菌効果は検査機関でも実証済みで、高いレベルの細菌の増殖抑制効果が確認されています(※)。これにより、200回以上洗っても生乾き臭の発生を防ぐことができます。
※一般財団法人日本繊維製品品質技術センター 神戸試験センターによる検査

――ユーザーへのメッセージをお願いします。
秋冬は気温が低くなり洗濯物が乾きにくかったり、部屋干しが増えるという方も多いのではないでしょうか。タオルの生乾き臭は、「モラクセラ菌」という菌の糞が主な原因ですが、タオルが乾くまでの時間が長いほど菌が増殖しやすいため、注意が必要です。ぜひ抗菌タオルを日常に取り入れて、快適なタオル生活を送っていただければと思います。

約8割がタオルの雑菌やウイルスを気にしている

タオルの雑菌やウイルスについて聞いたところ、「気になる」が43%、「少し気になる」が36%と、約8割の人がタオルへの雑菌やウイルスの付着について関心を持っていることがわかった。

タオルの買い替え頻度は「1年」が最多。見た目の劣化や手触りが主な要因に

バスタオルや手拭きタオルなどの毎日使うタオルの買い替え頻度については、「1年」が最多。「6か月」、「3か月」がそれに続く形となったが、その一方で、3年以上買い替えをしない人も1割近く存在していることも明らかに。

タオルを買い替えるきっかけについて聞いたところ、「見た目の劣化(色褪せ・黄ばみ・破れなど)」が55％で最多。「手触りが悪くなる(ごわごわする)」(43％)や、「においが気になる」(38％)などといった回答も多かった。

8割の人がタオルのにおい対策を実施。柔軟剤がにおい対策の1位に

「タオルの匂い対策で行っていることは何ですか？」という質問に対しては、「柔軟剤」と回答した人が46%と最も多く、2位が「天日干し」で40%、3位が「酸素系漂白剤を使用」で29%という結果になった。また、「特に何もやっていない」と回答した人が19％という結果からも、8割以上の人が何らかのにおい対策を行っていることが明らかになった。

タオルの部屋干しについては、「よくしている」が28%、「たまにしている」が32%と6割の人が部屋干しを行っていることがわかった。雨などの影響に加え、花粉や黄砂、PM2.5などで外干しをためらう人が多いと考えられる。

文＝吉田知生