実際の車両部品を使った 「本物の運転台でシミュレーター体験!京成電鉄3400形トレインルーム」宿泊プランが登場

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京成グループの千葉京成ホテルが運営する京成ホテルミラマーレでは、営業運転を終了した京成電鉄3400形の車両部品を活用したコンセプトルーム宿泊プラン「本物の運転台でシミュレーター体験!京成電鉄3400形トレインルーム」の一般予約を2023年10月1日から開始している。

京成電鉄3400形トレインルーム(画像は施工中)


2023年7月15日よりクラウドファンディングでプロジェクト支援の募集を行い完成した、京成ホテルミラマーレ第2弾となる鉄道コンセプトルームの宿泊プラン。

本物の運転台で運転体験シミュレーターができる日本初のコンセプトルームで、実際の車両扉といった部品も展示するなど、第1弾よりバージョンアップ。全国の京成ファンや電車好きの人々が楽しめる宿泊ルームとなっている。

「本物の運転台でシミュレーター体験!京成電鉄3400形トレインルーム」宿泊プランについて

1.コンセプト
営業運転を終了した京成電鉄3400形3418編成(一部3438編成)の部品を再利用し、本物の運転台や計器類、表示灯類、車掌スイッチ、車掌台などに触れながら運転シミュレーター体験ができる。このほかにも同車両にかかわる展示品を多数設置するなど、京成の電車の魅力を感じながら滞在できるプランだ。

2.宿泊期間
・2023年10月16日から
・チェックイン13時、チェックアウト11時

3.予約受付
・2023年10月1日から

4.客室
・京成ホテルミラマーレ 本館 ラグジュアリーツイン(42平方メートル)
・メインベッド2台(幅140センチ)とエキストラベッド1台(幅90センチ)にて
・大人3人、添い寝2人まで対応※添い寝は未就学児まで

5.料金
・1室2人朝食付き 5万6000円(消費税・サービス料込)~
※詳細は京成ホテルミラマーレ公式サイトをご確認ください。

6.特徴
【1】本物の運転台での運転体験
(1)主幹制御器(マスコン)、速度計、電流計、双針圧力計、警笛ペダルなどがシミュレーターに連動。また、実際の映像や音を収録し忠実に再現され、リアルな運転体験が可能。

(2)レパートリーが豊富。京成上野~京成高砂(上り)のほか、全4区間を、3つの難易度、最大5種別で体験可能。

(3)鉄道タレント響丈氏、豊岡真澄氏による運転士&車掌ボイス。

【2】展示品
(1)乗務員室扉
(2)3400形正面イメージと前照灯
(3)車掌台、車掌スイッチ、車掌弁
(4)3人掛けシート
(5)各種銘板類…など

このほか、ベッドには3400形をイメージしたクッションやベッドスローが付く。

【3】宿泊特典
(1)「京成電鉄 3400形トレインルーム」オリジナルノベルティ
(2)子供用京成電鉄制服の貸出
(3)カフェレストラン「ミレフォリア」でのワンドリンク

<客室・特典イメージ>

【写真】車掌台(左)と三人掛けシート(右)

3400形正面イメージと前照灯

子供用制服の貸出予定


7.協力
京成電鉄株式会社
京成不動産株式会社
オフィス濱崎・第一閉塞進行!(運転体験シミュレーター)
響丈氏、豊岡真澄氏(運転士&車掌ボイス)

8.お客様の問い合わせ先
電話:043-222-2111(京成ホテルミラマーレ フロント)

9.そのほか
※本コンセプトルームは1室のみの提供となります。
※室内の展示品・貸出品は予告なく変わることがあります。

【参考1】京成トレインルームについて

開業20周年記念プロジェクトのひとつとして、別館である京成ホテルミラマーレアネックスにて、京成電鉄をテーマにしたコンセプトルーム「京成トレインルーム」を2022年7月から販売。その後、京成電鉄にて新たに開発した運転体験シミュレーターを設置、一部展示品もリニューアルのうえ2023年4月から販売しており、多くのユーザーから好評を博している。

在販売中の京成トレインルーム

現在の運転体験シミュレーター


【参考2】3400形車両について

AE100形(2代目京成スカイライナー)の導入により、使用されなくなった初代AE形(初代京成スカイライナー)の台車などを再利用し、1993年から登場した通勤型車両。今回、3418編成と3438編成の営業運転終了により、3400形は、3448号車~3441号車(8両編成)の1編成を残すのみとなった。

3400形車両


今回の企画について担当者に話を聞いてみた。

「(今回の企画の狙いは?)ゲームコントローラーでのシミュレーターを備えた鉄道ファン向けの『京成トレインルーム』が好評をいただいていることから、本物の部品をそろえた運転台でシミュレーターができたらさらにおもしろくなるのではと考え、よりコアな鉄道ファンにも刺さるコンセプトルームを作ることにしました。観光やビジネスで泊まるだけの通過点だったホテルに、泊まることを目的とした人たちを呼び込む施策のひとつとして実施しました」

「(今回の企画のイチオシは?)今年の春まで運行していた車両の部品を活用した、計器類や警笛など本物の運転台と連動するシミュレーターです。展示部品を含めホテルのコンセプトルームでここまで作り上げたのは日本初です」

「(ユーザーへのメッセージは?)『電車を運転してみたい』誰もが一度は描いた夢のひとつだ思います。本物の運転台で心ゆくまでシミュレーター体験ができる京成電鉄3400形トレインルームです。鉄道部品に囲まれた空間でゆっくりと(できないかもしれませんが)お過ごしください」

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