猫の本能をくすぐると大好評の「ばねじゃらし」に、さらにこだわりに磨きをかけた銘木版が登場

キュリオスプリング株式会社は、超弾性ワイヤーを採用した猫じゃらし「ばねじゃらし銘木版」を発表した。クラウドファンディングのCreema SPRINGSにて、2023年11月10日(金)まで先行予約販売を受け付けている。

昨今、室内で飼育する猫の数が増えており、「猫との良好なコミュニケーションを築き、猫の退屈や運動不足を解消したい」という需要が高まっている。これに応えるため、一般的な鉄製ワイヤー式の猫じゃらしではなく、医療用のカテーテルにも使用される超弾性ワイヤーを採用した「ばねじゃらし」が開発された。当製品は、グリップばね、先端ばね、超弾性ワイヤーの3つの弾性が組み合わさった「スリースプリングシステム」によって、おもちゃが生き物のように動く仕組みを実現。猫の狩猟本能を刺激し運動不足を解消する。

ユーザーは軽くグリップを揺らすだけで猫をじゃらすことができ、快適な体験を享受できる。さらに先端のおもちゃは他の種類に交換可能で、猫の飽きを防ぎ、プラスチック廃棄物の削減にも貢献する。

5種の銘木版が新登場

発売から約2年で累計販売数2000本を達成した「ばねじゃらし」に、さらにこだわりに磨きをかけた銘木版が新登場した。ウォールナット、パドック、パープルハート、バンブー、ブナから好みの1本が選べる。

ウォールナット(北米産)… 木目が美しく古くから高級家具等に利用され世界三大銘木の1つ。
パドック(アフリカ産)… 美しく魅力的な赤みのある材で楽器等に利用される。
パープルハート(南米産) … 希少で強度があり、美しい紫色が映え、家具や万年筆などに利用される。限定品。
バンブー(中国産)… 竹は日本でも古来よりさまざまな用途で利用され弾力が猫じゃらしに最適だ。限定品。
ブナ(ヨーロッパ産)… 玩具等に利用され肌理が美しく硬くて粘りがあり曲げに強い。

「ばねじゃらし」のこだわり

少し隙間を空けてグリップを軽く持ち上下左右に揺すると、グリップばね、先端ばね、超弾性ワイヤーの3つの弾性効果が連動し先端のおもちゃが生き物のように動く。手元のわずかな力と動きで楽に猫をじゃらせる。

また、山梨の大自然で育った地どりの羽を農家の鶏舎より採集し、熱湯洗浄と天日干しでふんわり仕上げた。猫が口にするものだから洗剤や染色剤不使用にこだわり、野生の香りが残る。廃棄されるものを利用することで環境負荷も軽減する。

今回の商品について、キュリオスプリング株式会社の担当者に話を聞いてみた。

「(今回の商品の狙いは？)室内飼いの猫は生活空間が広くなく刺激が足りずに本来の野生の本能が解放されずにいます。猫の本来の狩猟本能を解放させ運動不足を解消する目的で当製品を開発しました」

「(今回の商品のイチオシポイントは？)製品の一番の特徴は特殊な超弾性ワイヤー(ニッケルチタン)を採用している点です。また、銘木を使用することで従来のプラ製のおもちゃよりも派手すぎず素材感が落ち着いておりインテリアに馴染みやすいデザインも特徴です」

「(今回の商品のアイデアはどこから？)昔から工場の近所には野良猫が多く、交通事故が多発したため10年ほど前から工場の一角に猫ハウスを作り保護するようになりました。今は15匹ほどの猫がのんびり暮らしています。ある日、遊び半分に残った部材で猫じゃらしを制作してみると猫が大興奮しました。ひょっとして商品になるのではと感じて生まれたのが『ばねじゃらし』です。先端のおもちゃを交換式とする際に、連結部品が重くなってしまうと動きが鈍くなってしまいます。連結部品を軽くかつ強度を保つことに苦心しました。また地どりの羽を採集し洗浄することは苦労を伴います」

「(ユーザーへのメッセージは？)弊社では、猫の暮らしを豊かにする製品を今までも創出し大好評をいただいております。ぜひ当製品も実際にお手にとってお試しいただけましたら幸いです。ご声援をよろしくお願いいたします」