廃校を活用して地域のIT交流拠点に。三重県多気郡明和町に「修正集学校」がオープン

2023/10/09 09:30
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IT機器リユース事業を展開しているリングロー株式会社(以下、リングロー)は、三重県多気郡明和町の協力のもと、閉校を利用した「修正集学校(しゅうせいしゅうがっこう)」を2023年10月1日に開校した。本校は、閉校となった旧修正小学校を利用した施設で、同年7月15日にプレオープン後、一部の事業活動をスタート。ITに関するさまざまな相談事をはじめ「楽しむ」「働く・くつろぐ」「学ぶ」を軸として、地域の人々が気軽に集まることができる「ヨリドコロ」を目指していく。

修正集学校の校舎
修正集学校の校舎


リングローでは、閉校の再利用を通じて、IT普及と地域活性化を目指す「おかえり集学校プロジェクト」を推進している。「おかえり集学校プロジェクト」とは、閉校を活用して再び人々の集う場所を目指すとともに、IT機器を役立てて地域の方々の暮らしを豊かにしたいという想いのもと始動したIT交流施設のプロジェクト。「修正集学校」は、三重県内では第1校目にあたり、おかえり集学校プロジェクト第17校目の集学校だ。

【写真】集学校の改修例
【写真】集学校の改修例

全国の各集学校では改修工事を順次進めており、修正集学校の改修時期は未定だが、施設コンセプトに沿った部屋を整備予定だ。具体的には、PCやスマートフォンなどのIT機器の無料相談ができる「今日室(きょうしつ)」、お茶を飲みながら雑談や憩いの場として利用できる「わカフェ」、集学校内の空き教室を職場として利用できる賃貸教室「職in室(しょくいんしつ)」、自由に使えるWi-Fi環境などを用意する。修正集学校では、プレオープン中の間も旧職員室を「今日室」として活用し、IT機器の無料相談を実施し、空き教室の時間利用貸し出しなどを行っていた。

集学校で過去に開催したイベント

毎年全国の各集学校ではさまざまなイベントを行っており、修正集学校でも定期的にイベントを開催していく。

<長南集学校文化祭>
地元の生産者の人々との交流、手仕事、さまざまな体験、商品の購入等を通じて参加された人々の「楽しい」「やりがい」「世代間交流」「活性化」につながることを目標として企画され、これまでに計5回開催された。各回、地域からは約50店舗の出店があり、動員数が1日あたり約1500人にのぼる大規模なイベント。

<子ども向けワークショップ>
リングローの外国人社員と地域の子どもが遊びなどを通して、国際交流を図る異文化交流会(千葉・長南集学校)、2メートル四方のキャンバスに全身を使ってお絵描きをするイベント(静岡・土肥集学校)や、豪雪地帯の特色を生かした雪遊び(山形・長沢集学校)など、全国の集学校では子ども向けにさまざまなワークショップを展開している。

今回オープンした施設について担当者に話を聞いてみた。

「(今回のオープンの狙いは?)もともとはたくさんの人が集まり、地元に愛されていた地域のシンボルである旧学校施設をお借りすることで、年代問わずさまざまな人々が再び集う場所を目指しています。地域に根差した運営を行いながら、町内でのIT普及や雇用創出、地域イベントの参加や企画を通して、地域活性化を行っていきます」

「(今回の施設のイチオシは?)集学校へ直接お越しいただければ、スマホやPCの無料相談が可能です。また、空き教室の貸出しも行っており、イベントでの単発利用や、オフィスとして長期のご利用も可能です」

「(ユーザーへのメッセージは?)全国で展開する17校の集学校のうち、修正集学校は三重県内では初の集学校です。ぜひ気軽にご利用ください」

最新の様子やイベントなどの情報は、修正集学校が運営するFacebookをのぞいてみよう。

■「おかえり集学校プロジェクト」公式サイト:https://shugakko.jp/
■「修正集学校」公式Facebook:https://www.facebook.com/shusei.shugakko/

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