発売15周年を迎えるコクヨの「キャンパスノート(ドット入り罫線)」シリーズが、カラー表紙タイプをリニューアル！

シリーズ累計出荷数6億冊※を突破するコクヨの大定番「キャンパスノート(ドット入り罫線)」は、2023年10月で発売15周年。これを機にコクヨでは、シリーズのうちカラー表紙タイプをリニューアル！現在のトレンドに合わせ、従来のカラーよりも彩度を抑えたニュートラルカラーの表紙に生まれ変わる。
※2023年8月末時点

10年先を見据えたカラー展開

罫線上に等間隔にドットが並ぶ、コクヨのドット入り罫線ノート。ドットを基準にすれば、文頭をそろえたり、グラフや図表を書いたりといった作業がより容易になるため、「美しく書く」ことを目指す人にとって大いに頼りになる存在だ。コクヨの調べによると、東大生の85％以上に同シリーズの使用経験(2022年2月／n=119名)があるといい、2008年10月の発売以来、シリーズ累計出荷数6億冊を突破する人気シリーズとなっている。

コクヨでは、2023年10月に同シリーズが15周年を迎えるにあたり、シリーズのひとつであるカラー表紙タイプ、5色のリニューアルを行う。刷新後のカラーには、従来より彩度を抑えた、ニュートラルな雰囲気の色を採用。「トレンドも意識しつつ、10年先を見越したカラーにチューニングすることで、学生の学びシーンで使いやすく、さらに永く愛されるシリーズを目指します」とのことだ。

リニューアルの内容は？

該当商品の表紙カラーを、これまでのカラーよりも彩度を落とした、柔らかくニュートラルな色へと変更。また、単冊タイプの表紙では、差し色となる文字色をベース色と同トーンのグレイッシュカラーにすることで、デザインのアクセントになるように仕上げている。

※差し色の文字色は、5冊パックノートと単冊ノートでそれぞれ異なる

リニューアルされる商品は？

今回のリニューアルでは、ドット入り罫線ノートのカラー表紙タイプで実施される。適用される商品は、B5サイズ 単冊、B5サイズ 5色パック、A4サイズ 単冊、A4サイズ 3色パック、プリント貼付用B5サイズ 5色パック、カバーノートの計23品番。2023年9月頃から順次発売される予定だ。

［メーカー希望小売価格(消費税抜)］
B5サイズ 190円、B5サイズ5色パック 950円、A4サイズ 330円、A4サイズ3色パック 990円、プリント貼付用B5サイズ5色パック 1050円、カバーノートB5サイズ 490円、カバーノートA4サイズ 830円

「ドット入り罫線ノート」とは

コクヨのドット入り罫線ノート誕生のきっかけは、「東大合格生のノートはかならず美しい」の著者、太田あや氏と株式会社文藝春秋が東大合格生のノートの書き方が「美しい」点に着目したこと。その後、コクヨが加わって共同研究調査を行い、東大合格生のノートのとり方を参考にした「ドット入り罫線ノート」が商品化された。

等間隔に配置されたドットが「美しく書く」ことをサポートするため、文頭をそろえやすい、図形や表が書きやすい、資料を真っ直ぐに貼ることができる、縦書きでも文字がそろえやすいなどの特徴をもつ。

今回のリニューアルに関して、担当者に話を聞いてみた。

「(今回のリニューアルの意図や狙いは？)キャンパスノート(ドット入り罫線・カラー表紙)は、キャンパスノートのなかでも1、2を争うほどに多くの方にご愛用いただいている商品です。一方で、10年以上前からずっと同じ色であったため、今後10年先を考えたときに、今と同じようにずっと愛されるノートでいられるよう、先を見据えてこのタイミングでのリニューアルを行うことになりました」

「(今回のリニューアルでこだわったポイントは？)特にこだわったのは、現在のトレンドをおさえつつも、10年後に見ても古さを感じさせないようなカラーリングです。また、せっかく5色パックを買ったのに使いたくない色があるのは悲しいので、男女問わずなるべく多くの方に使っていただけるような色になるよう調整しました」

「(同シリーズが15周年を迎えるにあたってのコメントは？)発売当時は、ちょっと変わった罫線だった『ドット入り罫線』ですが、今では多くのノートに採用され、ドットがあるのが当たり前という風になりました。発売から15年で累計6億冊も出荷する商品になれたのも、ご愛用いただいているみなさまのおかげです。これからもどうぞよろしくお願いいたします！」

「(ユーザーへのメッセージは？)デジタル化が進む昨今ですが、頭を整理したり、記憶に定着させるなど、書くことで得られる価値があります。ノートを使うことで勉強や仕事のシーンを効率よくしたり、楽しくするような商品をこれからもご提案できるよう精進してまいります」

より、時代にマッチした表紙カラーを得た「ドット入り罫線ノート」。これからも、学びの場での美しいノートづくりを支えてくれることだろう。