「ごんぎつね」など国語教科書の感動作16篇が一冊に!累計9万部のロングセラーが新装版として再登場

東京ウォーカー(全国版)

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株式会社Gakken(以下Gakken)が2023年8月3日、『もう一度読みたい 教科書の泣ける名作 新装版』を発売。今回の新装版では、累計9万部を誇るベストセラーとなった旧版『もう一度読みたい 教科書の泣ける名作』に収録されていた「ごんぎつね」や「かわいそうなぞう」、「ちいちゃんのかげおくり」など16作品はすべてそのままに、カバーのみをリニューアルして刊行されている。

ごんぎつねとGakkenロゴが目印の新カバー


“懐かしい”“泣ける”名作が一冊に!

小学校・中学校の国語の教科書に長期間掲載されていた作品や、現在掲載されている作品から、特に心にしみる作品、涙なしには読めない作品を選りすぐって1冊にまとめた『もう一度読みたい 教科書の泣ける名作』。作品の選考にあたっては、さまざまな世代の人を対象に行ったアンケートの結果も反映されている。

●収録作品一覧
・新美 南吉『ごん狐』
・新美 南吉『手袋を買いに』
・土家 由岐雄『かわいそうなぞう』
・あまん きみこ『ちいちゃんのかげおくり』
・斎藤 隆介『モチモチの木』
・椋 鳩十『大造じいさんとガン』
・椋 鳩十『アジサイ』
・芥川 龍之介『杜子春』
・宮沢 賢治『注文の多い料理店』
・宮沢 賢治『やまなし』
・小川 未明『野ばら』
・菊池 寛『形』
・花岡 大学『百羽のツル』
・トルストイ『とびこみ』
・フランク・R・ストックタン『きみならどうする』
・アンブローズ・ビアス『空に浮かぶ騎士』
〈以上全16篇、順不同〉

いつか読み返したいと思っていた物語はもちろん、忘れかけていた名作や、今の小学生が読んでいる最新の作品にも出合えそうだ。

全作品、解説コラム付き!

各作品のあとに、解説コラム“「あのころ」をふりかえる”を掲載。収録作について改めて理解を深めることができる。

【写真】授業での先生の発問内容までわかるミニコーナー“「あのころ」をふりかえる”


●ミニコーナー“「あのころ」をふりかえる”内容
・作者の経歴
・代表作
・作風や作者の受けた評価
・執筆の背景や経緯
・学習学年
・授業での指導内容

『もう一度読みたい 教科書の泣ける名作 新装版』概要

編:Gakken
定価:890円
発売日:2023年8月3日
判型:B6変判/224ページ
電子版:あり
ISBN:9784054069428
発行所:株式会社 Gakken

「ガッケンのナツガク2023」

なお、Gakkenでは、「ガッケンのナツガク2023」としてさまざまな企画を展開中。そのひとつ「Gakkenの商品・サービスを買うと抽選で豪華賞品が当たる!!」キャンペーンでは、Gakkenの書籍やサービスを購入して応募すると抽選で宿泊ギフト券などがプレゼント。まだまだ夏の学習や読書を楽しむ予定があるなら、この機会にぜひ、チェックしてみては。

ガッケンのナツガク2023


●「Gakkenの商品・サービスを買うと抽選で豪華賞品が当たる!!」キャンペーン
星野リゾート宿泊ギフト券10万円分、GoPro HERO11 Black Miniなどのビッグなプレゼントが当たるチャンス!

応募期間:2023年6月16日~9月10日(日)

※キャンペーン内容は予告なく変更となる場合あり

今回の書籍について、編集部に話を聞いてみた。

「(今回の書籍のイチオシポイントは?)教科書の作品を、大人になってからもう一度読んでみると、子どものときとはまた違った感想を持つことがあります。そんなふうにして、作品だけでなく、自分自身の変化も同時に楽しめるのが、教科書作品だからこその読書体験と言えると思います」

「(今回の書籍について、カバーをリニューアルした背景や狙い、意図は?)ヒット商品である本書ですが、発売から10年が経ち、さすがに書店でほとんど見かけない状態になっていました。しかし『教科書の名作』というものは、何年経っても古びない作品ばかりですので、もう一度、新装版として書店に本が並べば、今の時代でも、必ず読者の心に届くはずだという確信がありました。新装版のカバーデザインも、あえて旧版からほとんど変えずに制作しました」

「(『もう一度読みたい 教科書の泣ける名作』はどのようなアイデアから生まれた?)旧版の企画当時、インターネットで『国語の教科書の名作』が話題になることがたびたびありました。インターネットで発言をしていた方々は教科書の作品をよく覚えていて、印象に残っているという作品名をたくさん挙げていました。一方で、『部分的に印象に残っているが、断片的にしか覚えていない』『こんな話だったっけ』といったように、タイトルや結末を忘れてしまった、という声もありました。多くの方の手元にはもう教科書はないでしょうし、タイトルを忘れた場合は探すのも難しいですし、もどかしく思われている方がいるだろうと考えました。そんな方たちに、また教科書作品に出合える機会を持ってもらえたらと企画しました」

「(ユーザーへのメッセージは?)改めて教科書作品を読んでみると、当時の教室の風景や、授業で音読したことや、先生や友達の顔などを思い出しました。教科書の作品には、読者それぞれに小学・中学生時代の思い出がしみ込んでいるとも言えると思います。本書には、作品が掲載された年代・学年や、その作品で学ぶ内容など、当時を思い出すための手助けとなる情報を、コラムとして盛り込んでいます。本書が、懐かしい過去を思い出したり、現在の自分を見つめ直したりするきっかけになれれば、とてもうれしいです」

大人になった今また読み返せば、新たな気づきや感想が得られること請け合い。家族や友人間でも共有できる、特別な一冊になりそうだ。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

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