所有しているクレカは?金融情報メディア「NET MONEY」がクレジットカードの利用実態を調査

東京ウォーカー(全国版)

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株式会社ZUUが運営する金融情報メディア「NET MONEY」はクレジットカードの利用実態について、クレジットカードを保有する国内の20代~60代男女506名を対象にアンケート調査を実施した。

クレジットカード利用実態調査出典「ZUU調べ」


調査サマリー

1. クレジットカード利用者の多くが複数枚のカードを所有し、年会費やポイント還元率などを基準にクレジットカードを選択していることが明らかになった。

2. ネットショッピングやスーパー、コンビニなどが主な利用先であり、日常の食料品や生活用品の購入においてポイント還元や特典、支払いの便利さがクレジットカード利用の魅力となっていることがわかった。

クレジットカードを持ったきっかけの1位はネットショッピング

【質問1】初めてクレジットカードを持ったきっかけ(複数回答可)
初めてクレジットを持ったきっかけは、1位が「ネットショッピングに利用したかった」で41.9%、2位が「現金を持ち歩くのが面倒(キャッシュレス)」で32.6%、3位が「店頭で勧められたから」で21.1%という結果になった。

【写真】クレジットカードを持ったきっかけ出典「ZUU調べ」


多くの人が複数枚のクレジットカードを所有

【質問2】現在所有しているクレジットカードの所有枚数は?(単一回答)
所有しているクレジットカードの枚数は、1位が「1枚」で25.3%、2位が「2枚」で24.1%、3位が「3枚」で22.9%となり、トップ3が均衡する結果となった。「2枚以上」持つ人は74.7%となり、多くの人が複数枚のクレジットカードを所有していることがわかる。

クレジットカードの所有枚数出典「ZUU調べ」


複数枚のカードを持っている理由は得点の利用&利用の幅が広がるから

【質問3】クレジットカードを2枚以上持っている理由は?(複数回答可)
複数枚のクレジットカードを所有している方の理由は、1位が「利用先の特典が良いと思ったから」で51.3%、2位が「利用できるブランドを増やしたかったから」で41.5%、3位が「別の特典が欲しいと思ったから」で20.6%という結果になった。

クレジットカードを複数枚所有することで、お得な特典が利用できる、1枚のカードが利用できない場合でも代用することができるなど、利用の幅が広がることが考えられる。

クレジットカードを2枚以上持っている理由出典「ZUU調べ」


所有しているクレジットカードの1位は「楽天カード」

【質問4】現在所有しているクレジットカードの種類(数回答可)
所有しているクレジットカードの1位は「楽天カード(一般)」で55.5%、続いて「イオンカード(イオンカードの種類全て)」25.7%、以降「その他」21.7%、「JCB一般カード」19.1%、「dカード(一般・ゴールド)」17.2%と続いた。

楽天カードは2位のクレジットカードに29.8ポイント差をつけており、人気があるクレジットカードだということがわかる。

現在所有しているクレジットカードの種類出典「ZUU調べ」


年会費無料のカードが人気!

【質問5】現在所有しているクレジットカードの種類を選んだ理由は?(複数回答可)
所有しているクレジットカードを選んだ理由では、1位が「年会費が無料だったから」で62.8%と最も多い回答となった。次いで「還元率が高かったから」が28.9%、「普段貯めているポイントのカードだから」が27.3%、「よく利用する店舗での特典が良かったから」が26.7%となった。コストパフォーマンスの良さやお得な買い物を求める人が多いことがわかる。

現在所有するクレジットカードを選んだ理由出典「ZUU調べ」


利用者数の多い国際ブランドが人気

【質問6】現在所有しているカードのブランドは?(複数回答可)
所有しているクレジットカードのブランドでは、1位が「VISA」で74.5%、2位が「JCB」で58.7%、3位が「Mastercard」で43.3%という結果に。調査対象者のうちの7割超が「VISA」を選択しており、特に利用者数の多い国際ブランドであることがわかる。

所有しているクレジットカードのブランド出典「ZUU調べ」


1ヶ月のクレカ合計利用金額は5万円未満が最も多い

【質問7】現在使用しているクレジットカードでの1ヵ月の合計利用金額は?(単一回答)
クレジットカードでの1ヵ月の合計利用金額は、1位が「~5万円」で34.2%、2位が「5~10万円」で27.1%、3位が「10~20万円」で21.1%となった。5万円未満が最も多く、無理のない範囲でクレジットカードを利用していることがうかがえる。また、商品購入代金だけでなく、光熱費や通信費などにもクレジットカードを利用する場合、2位と3位の「5~20万円」にボリュームが集まることも納得できる。

1ヶ月のクレジットカード合計利用金額出典「ZUU調べ」


クレジットカードの利用限度額は把握していない人が約3割

【質問8】現在使用しているクレジットカードの利用限度額は?(単一回答)
利用限度額についての回答では、1位が「わからない」で29.8%、2位が「50~100万円」で21.1%、3位が「20~50万円」で13.8%という結果に。多くの人がクレジットカードの利用限度額について把握していないことが判明した。

クレジットカードの利用限度額出典「ZUU調べ」



クレジットカードはネットショッピングでの利用が最も多い

【質問9】主なクレジットカードの利用先は?(複数回答可)
主なクレジットカードの利用先では、1位が「ネットショッピング」で81.4%、2位が「スーパー」で52.4%、3位が「ショッピングモール」で37.7%という結果に。

ネットショッピングの利便性や幅広い商品選択肢、割引キャンペーンなどが、クレジットカードの主な利用要因として挙げられる。また、日常的な食料品や生活用品の購入においても、スーパーやショッピングモールでのクレジットカード利用が一定のシェアを持っていることから、消費者がポイント還元や特典、支払いの便利さを選択していることがわかる。

クレジットカードの主な利用先出典「ZUU調べ」


貯まったポイントは個々のニーズに合わせた使い方が選ばれている

【質問10】貯まったポイントの利用用途は?(複数回答可)
貯まったポイントの利用用途は、1位が「ポイント利用サイトにて、商品や特典と交換」で49.6%、2位が「クレジットカードの引き落とし」で42.9%、3位が「ポイント利用できるコンビニ/スーパー/ショッピングモールで支払い」で37.5%となった。

ポイントの活用方法が多様化し、個々のニーズに合わせた使い方が選ばれていることがうかがえる。

貯まったポイントの利用用途 出典「ZUU調べ」


調査概要

・実査機関:株式会社 マーケティング・リサーチ・サービス
・調査目的:クレジットカードの使用状況に関する調査
・調査対象:クレジットカードの使用経験のある方
・調査方法:インターネットリサーチ
・調査対象者数:506名(クレジットカードを保有する国内の20代~60代の各年代から男女それぞれ約50人ずつ)
・調査実施期間:2023年6月中
・調査対象地域:日本国内

今回の調査について担当者に話を聞いてみた。

「(今回の調査の意図は?)金融情報メディア ネットマネーは、“情報格差を解消し、持続的に挑戦できる世界へ”を掲げ、金融情報の提供を実施しています。ネットマネーのクレカ編集部では、最新のクレジットカード市場動向理解のため、ネット調査を実施しました。昨今、三井住友カード(NL)が一部コンビニでのポイント還元率を7%にするなど、クレカ市場は右肩あがりで伸び続けています。そのなかで、最もユーザー様に支援される本当のカードは何かを明らかにする目的で調査を実施しました」

「(今回の調査の目玉は?)クレカを複数枚持つことで、特典をうまく享受している人が増えていること。所有しているクレジットカードの1位は楽天カードであること。特に、2位のイオンカードと25.7%もの開きを持ってダントツ1位の調査結果が出たことです」

クレジットカードを上手に活用すれば、日常生活が便利になることはもちろん、得点を活用すれば、かなりのお得に。盛り上がりを見せるクレジットカード市場から今後も目が離せない。

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