“のり平”が隠れている？ワシントンホテル×「ごはんですよ！」50周年コラボで楽しい仕掛け、斬新な朝食メニューも

ホテルグレイスリー札幌、新宿ワシントンホテル本館、東京ベイ有明ワシントンホテル、横浜桜木町ワシントンホテルが、桃屋の「ごはんですよ！」とタッグを組み、桃屋の看板キャラクター“のり平”をモチーフにしたタイアップルーム「あの頃へ、いつでも帰れるーむ」プランを2023年5月31日より販売している(※販売価格は施設及び宿泊日によって異なる。詳細は各施設のWebサイトより要確認)。

ワシントンホテル×「ごはんですよ！」50周年コラボ

ワシントンホテルは、開業50周年を迎えるにあたり、同じ1973年に誕生した桃屋の看板商品「ごはんですよ！」とコラボレーション。同ホテルの広報担当者は「双方のブランドのファンの皆さまに喜んでいただけるような、ユニークで楽しいタイアップイベントを実施できるのではないかと考え、企画しました。桃屋さんに直接相談させていただいたところ、最初は驚いていらっしゃいましたが、すぐにその可能性を感じ取ってくださり、とても前向きに協業に取り組んでくださいました」と、今回のタイアップルーム実現への経緯を説明。

「『いつでも帰れる場所がある。いつでも帰れる味がある。』。これは、今回のタイアップのキャッチコピーです。それぞれのブランドに共通する、変わらないことの価値を表現しているもので、お客さまにとってそんなふうに思ってもらえる存在になれたら、という私たち自身の願いも込めて作成しました。今、人々はデジタル化をはじめとした、さまざまな進化のなかで、絶え間なく変化することを求められていますが、逆にそんなときだからこそ人は変わらないものに安心感を抱き、愛着を感じ、共感するのかもしれません。今回のタイアップ企画が、そんな今を生きる人々へ、2つのブランドだからこその“癒やしや活力”をお届けできるものになっていたらうれしいです」と話す。

楽しい仕掛けがいっぱい！「昭和レトロ」なタイアップルーム

一歩足を踏み入れただけで、誰もが懐かしい！と感じるような楽しい「昭和レトロ」の世界。タイアップルームは、まるで「のり平アニメ」の世界に入り込んだ気分にさせてくれるものとなっているが、同広報のイチオシポイントは、「なんと言っても、客室内の四面を埋め尽くすオリジナル壁画です」とのこと。トリックアートの手法も取り入れた壁画は、今回のタイアップに際し、部屋全体を隈なく採寸したうえで、その部屋の特長を生かせるようイチからオリジナルで手描き制作したという。

描いたのは、生まれ育った地元の街角を思わせる懐かしい風景。「2つのブランドが生まれた昭和のあの頃には、壁画に描かれたような駄菓子屋さんが日本中のあちこちにあり、多くの人にとって幼少期の原風景として存在していました。友達とワクワクしながら食べた駄菓子や買って遊んだおもちゃなど、多くの人にとっての楽しい思い出の記憶を、さまざまな当時の資料をもとに最大公約数的に抽象化し、作画していきました」と同広報。

ちなみに、四方の壁画のなかには、実はたくさんの“隠れのり平”も潜んでいる。見つけたら、「こんなところに!?」と思わず笑ってしまうような絵心満載の仕掛けになっているので、宿泊する際はぜひ“のり平探し”にも挑戦してほしい。

また、“タイアップルームの世界に入り込んだような”錯覚を感じられるよう、絵の中の駄菓子と同じ高さの位置に、リアルな駄菓子を置いた。一瞬、リアルと作画の境目がわからなくなる、不思議な非日常感を味わえるポイントだ。

さらに、子どもの頃に遊んだ玩具や、のり平変身グッズ、自撮りが楽しめる昭和レトロミラー(※一部施設のみ)など、思わずくすっと笑顔になれるグッズなども用意されている同ルーム。家族や友人と盛り上がること間違いなしだ。

桃屋の「ごはんですよ！」を使った朝食に注目、斬新なアイデアも!?

そして、ホテル滞在の楽しみのひとつである朝食も見逃せない。WHGホテルズ(ワシントンホテル・ホテルグレイスリー)は、「ごはんですよ！」のタイアップ企画として、「ごはんですよ！」を使ったオリジナルメニューの朝食や、桃屋の海苔佃煮食べくらべビュッフェを展開しているのだ。

同ホテルの広報担当者は、「今回のメニューは、WHGホテルズに所属しているシェフが『ごはんですよ！』を使ったさまざまな新メニュー開発にチャレンジしたもので、例えば、“ごはんですよ！バター”を塗って焼き上げたクロワッサン『クロワッサン×ごはんですよ！』や、『ごはんですよ！』にマンゴーの甘さと香り、レモンの酸味を加えた『マンゴージャム×ごはんですよ！』など、今まで誰も想像したことのないような斬新なレシピを試行錯誤しながら生み出していきました」とアピール。最終的にテーブルに並ぶことになったメニューは、桃屋の社長と広報アドバイザーである社長の妻が試食して決定していったそうで、両人とも「どれもとてもおいしい！」と太鼓判を押す。

ほかに、「ごはんですよ！」を使ったポテトサラダや、大葉と桃屋の「梅ごのみ」でさっぱりと仕上げたとろろなど、朝食にふさわしいレシピ(16品)がズラリ。「ごはんですよ！」の伝統の味と新たな魅力を堪能できる機会となっている。

今回、客室のコンセプト作りをはじめ、タイアップ朝食のレシピ作りや、特別サイトのデザイン・メッセージまで、一つひとつ丁寧に作り上げてきたワシントンホテルと桃屋。同広報は、「互いに歴史を重ねたブランド同士、それぞれが積み重ねてきた50年の価値や、これからも変わらないブランドの思いなどが伝わるように作りました」と話す。

続けて、「もともとそれぞれのブランドをご愛顧いただいてきたお客さまはもちろんのこと、このタイアップを機に、初めて関心を持ってくださる方にも、きっとワクワクするような懐かしさや心が解けるような安らぎの時間を体験していただけることと思います」と、その楽しさや癒やしポイントを強調。昭和にタイムスリップしたかのような遊び心あふれる空間や、ユニークな「食」の世界が広がっているので、「あの頃へ、いつでも帰れるーむ」で思い出に残る時間を過ごしてみてはいかがだろうか。

※オリジナル商品は数に限りあり。なくなり次第終了。事前の予告なく、期間・内容が変更になる場合あり