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Twitter以外のSNS利用時間が増えた人は約3割、“移行先”候補は?

2023/05/26 19:00 | 更新 2023/05/26 19:03
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ナイル株式会社が、スマートフォンユーザー向けアプリ情報メディア「Appliv(アプリヴ)」にて、Twitterを毎日利用する全国の10代~60代以上の男女651人(男性329人・女性322人)を対象に、「Twitterの利用状況」に関するアンケート調査を実施。全体の3割が、Twitter以外のSNS利用時間が「増えた」と回答した。“移行先”候補としては、どんなSNSが人気なのだろうか?

Twitterを毎日利用しなくなった人は8.2%、他SNSの利用時間が増加した人は30.1%
Twitterを毎日利用しなくなった人は8.2%、他SNSの利用時間が増加した人は30.1%


イーロン・マスク氏によるTwitter買収(2022年10月)から約半年が経過し、4月にはマスク氏のX Holdings傘下の企業にTwitterが統合されたとの報道から、引き続き、Twitterの今後の行方に関心が高まっている。そんななか、Applivが2023年2月に行った調査では、Twitterを毎日利用するユーザーの19.3%が「サービスに不満」を感じ、29.1%が「他SNSへの移行を検討」していると回答した。

今もなお、サービス存続に対する不安を感じているユーザーも少なくないようだが、同社はTwitterの利用状況がどのように変化しているのか、4月下旬に継続調査を実施。2月の調査時点でTwitterを「毎日利用している(1日1回以上)」と回答した651人を対象に、あらためて「利用頻度」を尋ねたところ、「現在でも毎日利用している」と回答したのは全体の91.8%だった。

残りの8.2%は「毎日利用しなくなった」ということだが、全体的に見ても、利用頻度はやや減少傾向に。「6時間に1回以上」利用していたユーザーも、前回と比較して顕著に頻度が低下していた。

【画像】Twitter利用頻度(2月の調査との比較)
【画像】Twitter利用頻度(2月の調査との比較)


一方で、2月の調査以降「Twitter以外のSNS利用時間」がどうなったか聞いてみると、全体の30.1%が「増えた」と回答。Twitter買収後に「他SNSへ移行を検討した人」は33.5%と、前回調査から4.4ポイント増加していた。

他SNSへ移行を検討した人は33.5%、前回調査から4.4ポイント増加
他SNSへ移行を検討した人は33.5%、前回調査から4.4ポイント増加


そして「なぜ、他SNSへの移行を検討したのか」聞いてみると、「Twitterが有料化する可能性があるから」(26.5%)という理由が最も多く挙がり、次いで20.9%が「Twitterクライアントアプリ・関連サービスの停止」(20.9%)と回答。また、「フォローしている人がTwitterをやめた」ことから、他SNSへの移行を検討したという人が1.5倍増加していた。

移行検討理由、「クライアントアプリ・関連サービスの停止」が「サービス終了の可能性」を上回る
移行検討理由、「クライアントアプリ・関連サービスの停止」が「サービス終了の可能性」を上回る


そこで、他SNSへの移行を検討したことがあるユーザー211人の移行先候補を調べたところ、「Instagram」(49.3%)、「LINE」(17.5%)、「YouTube」(9.0%)が、前回調査の順位と変わらず上位にランクイン。

また、Twitterに代わるSNSやコミュニケーションとして注目されている「Mastodon(マストドン)」や「Discord(ディスコード)」、元TwitterCEOジャック・ドーシー氏が立ち上げた「Bluesky(ブルースカイ)」や、分散型マイクロブログSNS「Misskey(ミスキー)」など話題のサービスも、移行先候補として名前が挙がった。

移行先候補1位は引き続きInstagram、次世代Twitterと話題の新サービスも候補に
移行先候補1位は引き続きInstagram、次世代Twitterと話題の新サービスも候補に


ちなみに、同社の担当者に「他SNSへの移行を検討した理由や、移行候補先の結果について、性別や年代別の特徴はあるか」を聞いてみたところ、「移行検討理由に、性・年代別に大きな差異は見られず、全体の割合とほぼ同じ結果となりました。移行先候補に関しては、30代以下では『Instagram』を挙げる割合が40代以上の約2倍。『Facebook』は40代・50代が中心で、20代以下は0。20代以下が占める割合が多かったのは『Instagram』『YouTube』『TikTok』でした」とのこと。

さらに、移行先候補1位の「Instagram」が、「前回調査の33.8%から49.3%へと大きく伸長している要因として、どのようなことが考えられるか」聞くと、「ひとつは、前回調査の時点では『移行を検討していなかった』というユーザーが加わったことが考えられます」と回答。

Instagramは写真投稿がメインのSNSではあるが、「気軽に投稿できるストーリーズやDMなど、連絡手段としても使い勝手がいいことが、ほかのSNSと比較して選ばれた理由になっているのでは」と推察するとともに、「コミュニケーションを取ることが目的の場合、周囲でアカウントを所有している人が多いSNSが選ばれると編集部では予想しています。移行を検討するユーザーの大部分は他SNSと併用している状況です」と、SNSにまつわる現況を教えてくれた。

続けて同社担当者は、「Twitter買収の報道から約半年が経過してもなお、サービスの動向に不安を感じているユーザーは少なくないようです。SNSで形成された交流関係が突然消滅してしまう可能性があることに危機感を持ち、別のSNSにアカウントを用意し、関係を継続できる方法を考えて行動するユーザーは今後も増加するのではないでしょうか」と予測。「ポスト次世代Twitterとされる新サービスが国内外で続々と登場し、関心が集まっていることから、Appliv編集部では今後も引き続き、SNSの利用動向に関する調査を続けていく予定です」と、今後についても話していた。

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査の対象:全国の10代から60代以上の男女
有効回答数:651人(男性329人/女性322人) ※Twitterを毎日利用する人を抽出
調査実施日:2023年4月21日~4月28日

出典元:https://app-liv.jp/articles/141349/

Appliv(アプリヴ)
https://app-liv.jp

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