PressWalker編集部、OneNews編集部では、毎月、最優秀プレスリリースとしてMVP(Most Valuable Pressrelease)を発表。PressWalkerで発信された全プレスリリースを対象に、編集記事化につながったプレスリリースを1次選考通過とし、その中から毎月のMVPを選考、表彰させていただきます。
選考基準は、
◆タイトルの表現力
◆ネタの強さ(新規性/独自性)
◆プレスリリース構成の完成度
◆タイミング(時事性/季節性)
◆ストーリー性(背景)
の5項目。
それでは、2023年4月のMVPの発表です。4月の最優秀プレスリリースは、株式会社ローソンの「特別なドリンク『MACHI cafe+（マチカフェプラス）』に新商品が登場！」。
「コンビニ大手のローソンが一部店舗で展開する『MACHI cafe＋』のスムージーの人気ランキング」と「『MACHI cafe＋』の新商品として、エチオピア産の希少な『ゲイシャ種』を使用したコーヒー『ゲイシャブレンド』などが4月に発売された」という情報を伝える同プレスリリース。
【選考理由】
シンプルなタイトルにある「新商品」の「登場」という言葉に引かれ、プレスリリースを開いてみると、「MACHI cafe+」の手作りに対するこだわりと、ローソン独自の認定制度「ファンタジスタ」など、興味の引かれる情報が満載でした。スムージーのラインナップの豊富さと、それぞれの情報もしっかりと紹介されているのに加え、メディアにとって活用しやすい人気ランキングの情報などもあり、記事化するのに必要な要素が十分にそろえられているプレスリリースでした。
続いて、次点となったプレスリリースです。ひとつめは、株式会社繁栄の「【期間限定！】１時間に４０gしか取れない！？石臼で丁寧に挽いた高級宇治抹茶使用の特製ソース＆パウダー！ #１年後に閉まるソフトクリーム屋さん「chichi&」の春の本格和スイーツ」。
タイトルワークの秀逸さが際立っていました。冒頭の「期間限定」に始まり、「1時間に40gしか取れない」「1年後に閉まるソフトクリーム屋」と、どういうことか気になるワードで、うまい引き付け方ができていると思います。プレスリリースの構成についても、「ソフトクリーム界のフェラーリ」や「150年抹茶を使用」といった採用したくなるキーワードに加え、商品名も「桜舞い散るお花見ソフト」「幸せの黄色いチョコバナナソフト」とチャーミング。1年後に閉まる理由もおもしろく、最初から最後まで読んで楽しめる珍しいプレスリリースでした。
ふたつめは、株式会社エトヴォスの「顔印象のプロ3社がマスク下の“油断顔”をレスキュー！GWお出かけ前の33分3秒で脱マスクの印象ギャップにアプローチ」。
おでかけ需要が高まる社会情勢のなかで、女性のお悩みにぴったりのタイトル。「33分3秒」という具体的な時間の謎と、キーワードとして記載された「顔印象のプロ3社」のタイトルワークに興味を引かれ、プレスリリースの内容を見てみると、納得の3社によるメソッドの紹介が。「333メソッド」というネーミングも秀逸。タイトルは配信タイミングを意識して、あえて「GW」のワードが入れられていますが、これから外出も増えるであろう季節に向けて、そのまま使い回せる記事内容にもったいなさすら感じてしまうプレスリリースでした。
プレスリリースを作成・発信する方の「伝えたい」想いを、「伝わる」記事のカタチにして、ユーザーへ、世の中へと届けるPressWalkerでは、毎月、MVPを発表していきます。
