妻がCHINTAI社員なら、社外の夫にも最大20万円を支給!CHINTAIが制定した育児休業制度が太っ腹すぎる

東京ウォーカー(全国版)

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

お部屋探しのリーディングカンパニー株式会社CHINTAI(以下CHINTAI)が、男性の育休取得を応援する「ファミリーエクスペリエンス制度」をスタートして1年。CHINTAIの男性社員はもちろん、女性社員の社外の配偶者(夫・パパ)にも適用が可能という斬新な内容で注目を集める同制度は、導入後、現場でどのように活用されているのだろうか。以下、同制度を実際に利用した社員の声を紹介する。

「ファミリーエクスペリエンス制度」で男性育休取得を後押し


CHINTAI「ファミリーエクスペリエンス制度」とは?

2021年に「育児・介護休業法」が改正され、2022年4月から3段階に分けて施行されるなど、男性の育児休業制度が大きく変化している。CHINTAIでも、今回の法改正のタイミングに合わせ、2022年5月から独自の「ファミリーエクスペリエンス制度」をスタート。同社社員に限らず、男性の育児休暇取得を後押しする。

【写真】CHINTAI社員ではなない夫にも適用されるって本当?CHINTAI「ファミリーエクスペリエンス制度」

■対象者
CHINTAIの男性正社員:本人が育休を指定期間以上取得した場合
CHINTAIの女性正社員:夫(パパ)が育休を指定期間以上取得した場合 ※国が定める育休制度に対する対象者

■制度概要
1)育休取得期間1カ月(20営業日連続)以上の場合は、20万円支給
2)育休取得期間2週間(10営業日連続)以上1カ月未満の場合は、5万円支給

「育児スキルも社内組織も育休取得でレベルアップ!」

【活用事例1】妻:CHINTAI社員/夫:CHINTAI社員/育休取得期間1カ月 20万円支給

■夫(営業 管理職)の声
「第1子の際は、管理職に着任したてで育休は取得しませんでしたが、第2子が生まれるタイミングでこの制度がスタートしたので取得しました。育休中は夫婦で子育てをしたので、日常にも余裕ができたと思います。家族で記念写真を撮ったり、遠方の実家から家族に来てもらったりといろいろな思い出が作れました」

「また、職場での変化もかなり大きいです。CHINTAIは、女性社員の育休取得率と復帰率は100%ですが、男性が育休を取るケースは正直まだ少なく、育休前は『1カ月休むんですか!』と雑談交じりに話題になることもありました。でも、復帰後は部署のメンバーとも子どもの話で盛り上がったり子育てトークが本当に増えました。自分が育休を取ったことで子育てに対する意識が高まって、以前にも増して子どもの急病のお迎えなどに柔軟に対応できる職場になったと思います。後輩たちのことも、自分が育休の間大丈夫か心配でしたが、いざ復帰をしたら自分がいない間に大きな契約を獲得したり、たくましくなっていて驚きました(笑)。家族の時間が確保できたことはもちろん、変化に強い組織に成長したので制度がきっかけで育休を取得して本当に良かったです」

夫婦共にCHINTAI社員の事例


「夫が『仕事より育児の方が大変だ』と呟いた育休期間」

【活用事例2】妻:CHINTAI社員/夫:他企業/育休取得期間2週間 5万円支給

■妻(営業/編集)の声
「夫は、建設業界で働いており普段から休みが取りにくいのですが、ファミリーエクスペリエンス制度があったことと夫が上司に進言したことで2週間の育休を取得しました。夫自身は、育休前も沐浴はよくしてくれていたので『育児に参加している!』とは思っていたみたいです。でも、育休に入り実際に夜中に何度も起きて寝かしつけをしたり、四六時中お世話をしたので『全然参加できていなかった、仕事より育児の方が大変』とこぼしていました(笑)。大変と感じることも多くありましたが、子どもが一番大事な時期に立ち会えたことや初めて声を出して笑ってくれた場面に立ち会えたのが本当にうれしかったようです」

「育休期間が終わった今では、寝かしつけは私よりも上手だと思います!普通に揺らしても寝てくれないので、夫は小走りで走ったり、子守歌やスクワットをして寝かしつけたりと、今もいろいろと試行錯誤で頑張ってくれています。ただ、仕事が忙しくなるとどうしても、育児にかける時間が減ってしまうので『育休中の大変さ、忘れてきたんじゃない?』と少し冗談も言ったりしています!大変な時期を夫と協力して乗り越えたからこそ、この先もなんでも乗り越えられそう!とポジティブに考えています。家族時間が増えただけでなく、ミルク代やおむつ代などの日用品の購入の負担も少なくなったので制度を活用してよかったです」

男性も育休を取得して夫婦で育児シェア


自分らしく働き続けてもらうために!CHINTAIの取り組み

CHINTAIでは、従業員に自分らしく働き続けられる環境の構築を目指し、多様な働き方の実現に向けて、さまざまな取り組みが実施されている。ファミリーエクスペリエンス制度のほかにも、育児中の社員がライフスタイルに合わせて勤務時間を選択できる「勤務時間変更制度」、ベビーシッター割引券などが利用できる「ベビーシッター補助制度」なども制定。また、全社員が在宅勤務を活用していることからもわかるように、従業員の誰もがフレキシブルな働き方を選べる企業風土が存在している。

CHINTAIの想い

CHINTAIロゴ


今回の制度について、担当者に話を聞いてみた。

「(今回の制度の狙いは?)『育休取得をきっかけに、家族で過ごす時間をより豊かなものにしてほしい』そのような思いから、本制度はスタートしました。弊社では女性社員の育休取得率および復帰率は100%ですが、男性社員の育休取得率はまだまだ低い現状があります。自社の男性社員の育休取得率を上げるということのみならず、男女関係なく子育てをする社員の人生をもっと豊かにできるのではないかと考えた結果この制度が生まれました」

「(今回の制度の目玉は?)大きな特徴は、やはりCHINTAI女性社員の場合、CHINTAI社員ではない夫(パパ)も一定期間の育休を取得すれば活用ができることだと思います。社内のみの適用にするのではなく、社外の夫(パパ)が育休を取得する後押しになればいいと思っています」

「(今回の制度のアイディアはどのように生まれた?)制度担当者自身も、出産と育休を経験する中で、旦那さんが育休を取得していなかったので必然的に1人で子どもと向き合う時間が多くなっていたそうです。初めての育児ということもあり試行錯誤するなかで日々成長を重ねていく子どもと過ごす時間が充実する反面、成長の瞬間を家族全員で共有できたらと感じたそうです。また、男性 社員にヒアリングした結果、育休を取得することで『収入減』と『仕事が滞る』ことを不安視する声が見受けられたというこれらの経験を受けて制度ができました」

「(ユーザーへのメッセージは?)本制度をきっかけに、あたりまえに育休を取得できる文化が根付くことで 、本人だけではなく、周囲も仕事の仕組化を考える機会となり、組織強化につながっていくと考えています。今後も社員がライフステージや価値観に合わせて、自分らしく働き続けられる環境づくりに取り組んでいきたいと思います」

男性の育児休暇取得を否定的に捉える風潮もいまだに残る日本社会にあって、今回の「ファミリーエクスペリエンス制度」の活用事例は、明るい話題として若い世代を勇気づけてくれそうだ。

この記事の画像一覧(全6枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

花火特集

花火特集

全国約800件の花火大会を掲載。2024年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!

花火大会人気ランキング

ページ上部へ戻る