
いつもやさしくて明るかった母。そんな母が48歳で若年性認知症を発症。幸せだった毎日は、徐々に崩れ始める。学校から帰ると徘徊する母を探し、うまくできない排泄物の後始末をする日々。友達にも先生にも相談できず、仕事が忙しい父と協力してくれない兄、嫁ぎ先で育児に追われる姉にも頼れない…。母の世話をすることに疲れ、息子の僕のことすらわからなくなった母に怒りと悲しみが込み上げる。小学5年生、11歳でヤングケアラーになった原作者の実体験をつづったコミックエッセイ『48歳で認知症になった母』から17話連載でお届け。今回は第2話。
第2話


