PressWalker編集部、OneNews編集部では、毎月、最優秀プレスリリースとしてMVP(Most Valuable Pressrelease)を発表。PressWalkerで発信された全プレスリリースを対象に、編集記事化につながったプレスリリースを1次選考通過とし、その中から毎月のMVPを選考、表彰させていただきます。
選考基準は、
◆タイトルの表現力
◆ネタの強さ(新規性/独自性)
◆プレスリリース構成の完成度
◆タイミング(時事性/季節性)
◆ストーリー性(背景)
の5項目。
それでは、2023年3月のMVPの発表です。3月の最優秀プレスリリースは、株式会社ライドオンエクスプレスの「AIが盛り付けた寿司桶の“見栄え”を採点！ ゲーム感覚で学べる社内教育ツール『mibae（ミバエ）』を開発 一部『銀のさら』店舗導入を開始、ブランド教育の底上げを目指す」。
「宅配寿司『銀のさら』において、社内教育ツールとして、盛り付けた寿司桶の“見栄え”をAIが評価し採点するアプリ『mibae』を開発し、一部の店舗で導入を開始した」という情報を伝える同プレスリリース。
【選考理由】
話題の「AI」を寿司桶の見栄え採点に使う、というネタの面白さに加え、それを社内教育ツールに使う、という情報に、タイトルから惹かれました。プレスリリースには、開発から導入にいたるまでの経緯がしっかりと書かれており、担当者の苦悩も見え隠れして、ストーリー性も十分。何よりも、同社のコンセプトである「おいしいお寿司をもっと身近に」を実現するために、商品力・サービス力にこだわった気概が伝わるプレスリリースでした。
続いて、次点となったプレスリリースです。ひとつめは、株式会社DDホールディングスの「電車を眺めながらお花見気分!? 桜ブランマンジェに桜ケーキ…etc.サクラサク和洋折衷ティータイムが楽しめる『chano-ma 秋葉原 さくらアフタヌーンティーセット』登場！」。
春の到来を待つ時期に春の情報が満載のタイトルワークが秀逸。メインビジュアルから各メニュー写真にいたるまで、春一色、ワクワクが止まらない構成になっていました。店舗のコンセプトやロケーションなども丁寧に書かれているので、行かずとも魅力を知ることができ、行ったらもっと魅力的なのかな、という期待を持たせられる、良質な内容のプレスリリースでした。
ふたつめは、株式会社北三陸ファクトリーの「【新商品】北三陸産の洋野うに牧場®の「うに」を贅沢に使った冷凍惣菜、4月1日（土）より新発売！」。
高級食材「うに」を「贅沢に使った冷凍惣菜」、一体どんなものなのか、強いワードに興味を引かれ、プレスリリースに目を通すと、「KITASANRIKU Gourmet(北三陸グルメ)」と名づけられたメニュー写真のラインナップが。メニューごとの丁寧な解説に、「うに牧場」の情報が相まって、「うに」にこだわる同社の思いとともに、とにかく、食べたい、のひと言が浮かんでくる、“おいしそうな”プレスリリースでした。
プレスリリースを作成・発信する方の「伝えたい」想いを、「伝わる」記事のカタチにして、ユーザーへ、世の中へと届けるPressWalkerでは、毎月、MVPを発表していきます。
