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急拡大する大豆ミート市場に山形生まれの冷凍惣菜が登場。大豆ミートのイメージを変える“やさしいのに濃厚”な味わいの秘密

2023/02/19 14:00
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今回取り上げるのは、株式会社食の力コーポレーションが2023年1月16日より販売を開始した冷凍惣菜、「やさしい大豆シリーズ」だ。自社で製造販売する「山形大豆ミート」と山形県産の野菜類をふんだんに使用することで、塩分や脂質を抑えた「やさしい味」と、素材の個性を生かした濃厚なうま味を両立させている。ハンバーグ、キーマカレー、山形ガパオ、ボロネーゼの4種をラインナップし、公式通販サイトや山形県内のスーパー「moh'z」などで販売するほか、同社が手掛けるレストラン「明安食学校」で販売・提供している。

「山形大豆ミート」と山形県産野菜を使用した冷凍惣菜、「やさしい大豆シリーズ」が発売
「山形大豆ミート」と山形県産野菜を使用した冷凍惣菜、「やさしい大豆シリーズ」が発売

山形県産素材の個性とうま味を生かした、“やさしいのに濃厚”な大豆ミート惣菜が誕生

「大豆の力で世界を変えていく」をスローガンに、大豆の栽培や「山形大豆ミート」の製造、惣菜の企画製造販売を一気通貫で行う、株式会社食の力コーポレーション。2014年の設立当時は、鮮魚店の運営と弁当・惣菜加工を中心に行う企業だったが、近年は「山形大豆ミート」の製造と自社製品を使用した惣菜の企画販売事業に注力している。

昨今は大豆ミートの認知が高まり、一般の小売店でもさまざまな商品が取り扱われるようになりつつあるが、いまだ牛肉や豚肉などの代替品としてのイメージが強く、健康面を重視するあまり、おいしさに課題があるものも少なくはないという。そこで、惣菜加工に強みを持つ同社が、大豆ミートのよさを生かし、毎日食べたくなるような商品の企画開発に踏み切った。

全4種をラインナップ。写真はキーマカレーの調理イメージ
全4種をラインナップ。写真はキーマカレーの調理イメージ

今回発売された「やさしい大豆シリーズ」は、山形県産大豆「里のほほえみ」を丸ごと加工した「山形大豆ミート」と、「山形セルリー」といったブランド野菜をはじめとする山形県産野菜をふんだんに使用し、素材本来の個性と味わいが引き立つように工夫。ハンバーグ以外の3種は無着色・無添加で、さらに、塩分や脂質を抑えた「やさしい味」でありながらも、濃厚なうま味と満足感をキープした、これまでにない大豆ミート惣菜が完成した。

冷凍庫での長期保存が可能なだけでなく、ちょうどいい食べきりサイズと温めるだけで食べられる手軽さもポイント。主に、食品の安全性に配慮が必要な小さな子どもを持つお母さんや、食生活の改善など健康に気を使う中高年に向けた商品に仕上げた。

幅広い世代から愛される味わいに。試行錯誤の末に完成した、こだわりの惣菜シリーズ

ここでは、「やさしい大豆シリーズ」の特徴や実現にいたるまでの苦労などについて担当者に話を聞いた。

ーー「やさしい大豆シリーズ」ならではのポイントや魅力はどんなところでしょうか?
当社が栽培する山形県産大豆から生まれた「山形大豆ミート」を使い、自社で企画製造した惣菜シリーズです。大豆由来の「やさしい味」でありながら、山形県産野菜のうま味を最大限引き出すことで濃厚な味わいも両立しました。例えば、平日の昼ごはんなどで小さなお子さんとお母さんが一緒に食べられる味に。そして、おいしいものを食べたいけれど、健康を意識しているという中高年夫婦の毎日のお食事に。そんなシーンで便利な食べきり個食サイズに仕上げています。

ーー同シリーズから、4種の商品が登場しました。商品開発の際に特にこだわった点やイチオシの商品はありますか?
ハンバーグ、キーマカレー、山形ガパオ、ボロネーゼの4種を同時発売しました。中でも山形ガパオは、魚醤やパクチーといったタイ料理特有の味付けが苦手な方でも食べやすいように工夫した、まったく新しいガパオです。その秘密は、山形県金山町で獲れる落花生「ビーナッツ」をはじめとする野菜のうま味と「山形大豆ミート」との共演により生み出されています。“やさしい味なのに濃厚”をまさに体現したような味で、大人も子どもも満足できる一品です。

子どもも大人も満足できる味わいを目指したという。写真は山形ガパオの調理イメージ
子どもも大人も満足できる味わいを目指したという。写真は山形ガパオの調理イメージ

ーー商品の完成までに苦労したことはありましたか?
大豆ミートを使った商品を作る際、健康に寄せすぎるとうま味を犠牲にせざるを得ない場合があります。今回は「やさしい味」×「濃厚なうま味」を重視し、添加物を使わず(ハンバーグのみ1種使用)、山形県産のさまざまな野菜の個性を引き出すことでこれを実現しました。当社のマーケティング責任者と管理栄養士を中心に試行錯誤を繰り返し、ようやく商品化となりました。

ーー今後の展開について教えてください。
「やさしい大豆シリーズ」については、食品スーパーでの販売やフィットネスジム会員への提供など、販路拡大に努めてまいります。また、当社としては、本店がある山形県金山町の旧明安小学校跡を「明安食学校」と銘打ち、「やさしい大豆シリーズ」をはじめとする「山形大豆ミート」を使った食事を提供するイートインコーナーや、大豆栽培・大豆ミート製造等の体験授業を行える学習の場としての展開を強化する予定です。

「ハンバーグ(330円)」。自宅で焼くひと手間を加えることで、“ジューシーさ”と“肉らしさ”が強調される
「ハンバーグ(330円)」。自宅で焼くひと手間を加えることで、“ジューシーさ”と“肉らしさ”が強調される

持続可能でよりよい世界の実現に貢献したいと、人口約5000人の小さな町・山形県金山町の廃校舎から、大豆の新しい可能性を発信し続ける株式会社食の力コーポレーション。そんな同社が試行錯誤の末に開発した「やさしい大豆シリーズ」は、健康維持や体作りに関心が高まる昨今の消費ニーズにもマッチするはずだ。公式通販サイトでは、同シリーズの全4商品が楽しめる「おためしセット」も用意されているので、興味がある人はチェックしてみよう。

■公式通販サイト
https://grandemeat.base.shop/
■株式会社食の力コーポレーション公式サイト
https://shokuchika.jp/

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