普段はフリーのイラストレーターとして、版権キャラクターグッズのミニキャラなどを多く手がけている、夏壱あーる(@kyomuo_721)さん。“キャラクターの魅力を伝えるにはどうしたらいいか?”を考えた結果、漫画を描き始めることにしたという。
今回は漫画『虚無男』から、『社泊』をお届け。仕事が片付かず“社泊コース”が確定してきた清見向(きよみむかえ)。「俺もう帰るけど、お前社泊すんの?」と上司の黒井徹(くろいとおる)に聞かれ、思わず黒井を壁ドン!ゼロ距離で圧をかける。
「俺を置いて帰っちゃうんですか…」「帰したくないって言ったら…どうします?」と詰め寄る清見に対し、完全拒否モードの黒井だったが、清見に懇願されて…。
“YouTubeで心霊動画を見て怖くなった”という理由から「一回トイレだけでも付き合ってもらっていいですか?」という切実な願いを口にする清見。黒井は食い気味に「断る」と一刀両断したのだが…。結局、何だかんだ優しい黒井はトイレまで付いてきてあげるのだが、トイレでの清美とのやりとりもおもしろく必見!
会社で心霊動画を見るとは、「会社に何しに来てんだよ…」という黒井のセリフの通りである。その時間を仕事に当てていれば、もしかしたら社泊を回避できていたかも…?そんな状況もわかったうえでトイレに付き合ってくれる、黒井の優しい一面が垣間見えるエピソードだ。
画像提供:夏壱あーる(@kyomuo_721)