スマホひとつで助産師の予約-決済を完了させる「ジョサンシーズ」は、2022年10月より始まった助産師と子育て中の家族をつなぐサービス。妊娠〜子育て時期の夫婦を助産師がオンラインとオフライン(訪問)のハイブリッド型でサポートするこのサービスは、どのようなビジョンのもとに生まれたものなのだろうか。今回はサービスの背景や誕生秘話を探るべく、自身も元助産師で2人の子どもを育てている株式会社Josan-she’s代表取締役の渡邊愛子さんに話を聞いた。


――まずはサービス内容を教えてください。
【渡邊愛子】ジョサンシーズは助産師と母親などを対象としたサービスで、24時間スマホで助産師とつながれるというものです。LINEでのオンライン相談をはじめ、30を超える各種専門サービスにすぐアクセスできます。忙しいパパやママにとって出産や育児に関わるさまざまな情報をリサーチするのはとても大変なこと。そのようなパパママに対して、育児のプロ・助産師が提供する専門サービスにすぐアクセスできるような展開をしています。

【渡邊愛子】数多くのサービスを展開していますが、特に人気なのは助産師を派遣するベビーシッターですね。専門職である助産師が第三者として間に入り、シッティングの途中に赤ちゃんの抱っこの仕方や「このほうが姿勢が良くなって泣き止むよ」などのレクチャーができるのがサービスの大きな強みです。それ以外にもねんねトレーニングやベビーマッサージが人気ですね。

――このサービスを始めたきっかけはなんですか?
【渡邊愛子】「助産師の新しい活躍の場を提供したい」と「日本における妊娠-出産-産後にニューノーマルをつくりたい」という2つの思いからサービスを立ち上げました。私自身も助産師の資格を持っているのですが、助産師は看護師の資格を併せ持っている高度な国家資格にもかかわらず働く場所が硬直的で、臨床現場で働くか自分で開業するかの2択しかなく、仕事を続けていくのがすごく難しいという問題があります。そのような働き方に悩んでいる助産師が在宅で仕事ができ、専門的な知識を子育て中のママに伝えられるような仕組みがあればいいのになという気持ちが第一にありました。

【渡邊愛子】もうひとつは私が上の子を産んだ際、トラブルがあったときに助産師を探したいと思った経験がありました。もちろん産婦人科やクリニックでも診てくれるのですが、事前に予約を取らないといけないことも多く、タイミングが合わないことが多々ありました。とはいえ助産師の方々も個々にホームページを開設しているわけでもなく、なかなか助産師に頼ることができないのが現状で、ママが子育てで悩んだときの相談先やサポートしてくれるサービスが圧倒的に少ないと感じました。そこでスマホひとつで助産師の検索から予約、決済ができれば楽なんじゃないか?と思ったのも理由です。

ご自身の実体験からサービスを立ち上げた渡邊さん
ご自身の実体験からサービスを立ち上げた渡邊さん【撮影=樋口涼】


――リアルな実体験から生まれたのですね。前例がない中でサービスを作るのは大変ではなかったですか?
【渡邊愛子】とても大変でした(笑)。もともとはベビーシッターと利用家庭をつなげる「キッズライン」さんをモデルにしたマッチングプラットフォームを想定していました。働きたい助産師が自分で価格を決めて家庭訪問やオンラインでの対応ができ、またシッターを呼びたいママたちが自由に助産師を探せる仕組みを考えていました。

【渡邊愛子】ですが、いざ事業を始めてみるとたくさんの壁にぶつかってしまいまして…。まずひとつは助産師が世間からせいぜい「お産を取る人」という印象しか持たれていないというイメージの壁がありました。ですが助産師は出産の現場から思春期、性教育、産後のケア、そして更年期まで女性の一生を幅広く支えることのできる専門職です。そんな助産師たちは知名度の低さから活躍の場がほとんどないのが現状でした。このような状況の中でママたちが助産師を選ぶことができるのかという問題がありました。そこで、まずは弊社でお母さんと密にコミュニケーションをとる人を設けて、そこからキャッチアップしてサービスにつなげていくほうがいいのでは?という考えにいたり、段々とサービスが変容していきました。

【渡邊愛子】私たちは助産師だから「子育ての専門知識や技能を持っている!」という自負があるのですが、世間ではそのように思われることがほとんどなくて。このギャップを埋めるのが一番の壁でした。現在でもこのイメージは大きな障壁になっているので毎日戦っています。

――世間のイメージとの落差という壁には、どのようにして立ち向かっていますか?
【渡邊愛子】一番大きかったのはチームができたことですね。開業当時は一人で仕事をこなしていたのですが、私やチームメンバーを支えてくれるメンターさんに出会ったことやベンチャーキャピタルから資金を調達できたことなど、チームだからこそできる仕事が増えました。今は集まってくれたチームメンバーがいるので「みんなと一緒にやらなきゃ!」という気持ちがでてきました。自分一人だけでなくチームで壁に取り組むからこそ、少しずつ変化を生み出すことができていると感じています。

――責任も含めてチームになると事業は進化しますよね。
【渡邊愛子】そうですね!サービスに登録してくれている助産師の方全員と面談を実施しているのですが、やっぱり「こんなサービスが欲しかった」「自分も働き方に悩んでいたから柔軟に働けてうれしい」などリアルな声が届くようになりました。私が助産師の仕事を世の中に伝えていかなきゃ!という使命を感じるようになりましたね。

――仕事など両立を望んでいる母親たちを取り巻く環境や、助産師の方々のキャリアへの渡邊さんの強い思いを感じます。
【渡邊愛子】今は母親父親どちらも含めて、生き方や働き方の過渡期が来ているのではないかと感じています。以前に比べても共働き世帯が増えてママもキャリア向上を目指すようになりました。しかし、共働きしながら子育てをしていくとどうしても父親か母親かのどちらかに偏ってしまうことも多いのが現状です。子どもは生まれた瞬間から日々成長・変化していきますし、それは親も一緒です。そのような中で親が子育てで悩むのは当たり前のことで、子どもを愛おしいと思っているからこそだと思います。そんなときに必要なのがすぐにヘルプを出せる環境だと思います。

「子育てに悩むのは、子どもを愛おしいと思っているからこそ」
「子育てに悩むのは、子どもを愛おしいと思っているからこそ」【撮影=樋口涼】


――行政や自治体のサポート体制はいかがでしょうか?
【渡邊愛子】行政や自治体でも子育てを支援するサービスがあったりますが、情報をこちらからリサーチしないといけないことが多く、また予約申請をしてから面談やサポートまで時間がかかるという問題もあります。今の情報化社会ではナンセンスですよね。私たちもゆくゆくは行政と手を組んでサービスを展開していきたいと思いますが、まだそこまではしていません。理由のひとつにはまずはリアルタイムですぐアクセスして使ってもらう、頼ってもらうことを目指しているからです。

――困ったときにすぐ頼ることができるサービスは、ママたちにとって大きな味方になりますよね。
【渡邊愛子】そうなのです。また、子育ての悩みや不安を解消できずに産後うつになってしまう人も多いのが実情です。日本は世界一安全に出産できる国のひとつで、生まれる際に死亡してしまう子どもはほとんどいません。ですが妊産婦の死亡原因の一位が自殺です。これこそが子育て世代への精神的・物理的なサポートが少なく、親たちが苦しみ耐え忍んできた結果ではないでしょうか。ジョサンシーズではLINEでつながってリアルタイムで助産師と直接コミュニケーションを取ることで子育ての悩みを解消し、産後うつを防ぐ方法のひとつになるのではないかと考えています。

――悩みが解決できると心身ともに安定しますよね。男性の育児休業の現状はいかがでしょうか?
【渡邊愛子】男性の育休取得も少しずつ広がってきているように感じますが、ただ会社を休んで子育てするだけでは難しいのかなと思います。パパたちも「全部ママに任せておけばいいや」と考えている人はほとんどおらず「自分は何ができるんだろうか」とジレンマを感じている人も少なくなりません。とはいえ男性も仕事のストレスがあるなどの問題を抱えていることもあります。そんな人のために助産師を自宅に招いて、専門家からミルクの入れ方や抱っこの仕方などを自分で学ぶというパパトレーニングのサービスも実施しています。実は、男性のうつの方は女性の産後うつより人口が多いというデータがありました。パパが育休を取って、その後元気に会社に戻って来られるかは家庭環境によると思うので、その辺りも支援しながら豊かな育休生活を送ってもらいたいと考えています。

ユーザーのリアルな声をもとにサービスを拡充
ユーザーのリアルな声をもとにサービスを拡充【撮影=樋口涼】


――サービスがリリースされて2カ月が経ちましたが、利用者の声などはいかがですか?
【渡邊愛子】24時間助産師とつながれるサービスは、本当に子育てママたちの味方になっていると感じます。サービスを通してユーザーとやり取りをしたことで、パパやママ自身が自分の悩みなどに気づいていないことが多いことがわかってきました。例えばあるママから「赤ちゃんはかわいいけど泣いてしまうとイライラしてしまうのって変ですか?」といった質問が寄せられたことがありました。そこで私たちは「一人になる時間が必要なのでは?」と思い、助産師のシッティングサービスを提案。3時間ほど利用されて、その間に自分のやりたかった仕事を一気に片付けることができてスッキリしたという声をいただきました。みなさん赤ちゃんがかわいいのとは別に、子育てや仕事でいっぱいいっぱいなのだなと思います。

――低月齢のお子さんを預けられる場所が少ないという問題もありますよね。
【渡邊愛子】なかなか一時保育などにも預けられないですよね。また預けて一人になりたいと思う反面、子どものことが心配になって仕方ないということもあり、心から休むことができないという問題もあります。今回は助産師が直接シッティングに行ったことで、助産師の資格のある人に任せられて心から安心できたという声をいただいたことがとても印象的でした。

【渡邊愛子】もう一例はスタートアップに勤務しているママで、パパも別のスタートアップを経営している夫婦でした。ママは3カ月くらいで育児休暇から仕事に復帰したのですが、母乳が出にくいという問題を抱えてしまいました。育児と仕事が忙しくて睡眠不足になり、母乳が出てこないという悪循環に陥っていたようです。そこで週に3日ほど助産師を派遣しお胸のケアをなどをして、赤ちゃんを別室で預かりママに安心して眠ってもらうようにしたところ、元気に職場復帰を果たし母乳もしっかり出るようになりました。

【渡邊愛子】弊社のサービスはオンライン相談でつながっているだけじゃなく、助産師が担当制で必ず在中するのでママの気持ちを理解してあげられるというのが大きな強みです。子育ては自分の抱えている悩みがそもそも解決できるものなのかわからないということが積み重なってしまうのが大変な点です。そのような悩みを日々のやり取りで汲み取って解決していくのはいいことではないかと思います。

――助産師はいわば専門知識を持った頼れる“もうひとりのお母さん”という感じですね。
【渡邊愛子】そうですね!ある程度の距離があり、第三者的で専門的な目線がある人が育児をサポートすることが大事だと思っています。助産師とママ友みたいになる方やじっくり相談をする方など人によって関わり方はさまざまなので、上手に活用していただいているかなと思います。

――事業をスタートして、気づいた課題などはありましたか?
【渡邊愛子】子育ての悩みや問題点に気づいていない夫婦が多いと思ったきっかけとして、あるママから「赤ちゃんが泣き止まない」という相談があり、紐解いていくとミルクの量が足りないということがわかりました。そのママはミルクの量や回数などを毎回記録していたのですが、そもそものミルクの量が少ないことに気づけていませんでした。ですが、ママが子育ての記録をしていたおかげで「少しミルクの量を増やしてみてください」とデータを参考にアドバイスをすることができました。このような事例を通して「ママたちが記録をするだけではもったいないな」と思い、将来的に育児アプリを開発したりした際に、助産師が記録をきちんと評価したりアドバイスできるような導線があるといいのかなと感じました。

――育児の記録をとるママはとても多いですよね。
【渡邊愛子】ママにとって、記録をつけていても問題がどこにあるかなどが見えにくいのというのもあります。そこでやはり専門的な視点があるほうが子育ての問題点をすぐに可視化できるのではないかと思いますね。また、現在はサービスの認知度を高めている段階ですが、6〜7月の検証時から使ってくれているユーザーがほぼ離脱せずに継続的に使ってくれています。サービス自体はいいものなのかなとチームとして自信がつきましたね。次はどのようにしてユーザーの潜在需要に先回りし、自分たちが率先して変化していけるのかをお伝えすることが今後の課題ですね。

――潜在助産師が資格保持者の半分と伺いました。その要因と課題について教えてください。
【渡邊愛子】現段階では、助産師は女性しか取ることのできない資格です。そのため結婚や出産、そして夫の転勤、介護などを理由になかなか柔軟に働けないという女性の専門職ならではの問題があります。私自身も出産をきっかけに潜在助産師になりまして、その後起業して大変な道に進むことになったのですが…(笑)。助産師は出産から更年期まで女性の一生に携わることのできる仕事なので、そういう助産師の力を眠らせておくのではなく、自宅や近くにいる人たちにきちんと手を差し伸べて柔軟に働けるようになってくれるとうれしいなと感じています。女性特有のライフステージの変化に合わせて働き方を向上させることが課題のひとつですね。

ユーザーだけでなく助産師の方の働きやすさも考慮されたサービス
ユーザーだけでなく助産師の方の働きやすさも考慮されたサービス【撮影=樋口涼】


――人生のイベントでロスが生じるのは女性のほうが多いですからね。サービスの業界内での反響はいかがでしたか?
【渡邊愛子】サービスを開始する前から助産師を募集していたのですが、たくさんの助産師の方に協力をいただきました。全国から80名ほどが応募していただき、みなさんとどういうふうに働きたいか、どんな経緯で助産師になったのかをじっくりお話しましたが、やっぱり「働き方がわからない」という人がすごく多いです。働く場所がクリニック以外にもあるよということを伝えていきたい、そのような場を作っていきたいなと考えています。

【渡邊愛子】一方で助産師に頼りたいのに見つからないという人も多く、助けてほしいと思っている家族と働き方がわからないという助産師のミスマッチを解消していくのが大事かなと思っています。先ほど登場したスタートアップで働くご夫婦は、仕事が忙しいからこそ支援が必要だと自覚して、私たちのサービスをSNSで探してくれて実際に利用していただくことができました。しかし、まだまだ自分以外に頼ることのできないママが多いのが実情ではありますね。

――「ママは自分で頑張るのが当たり前」という同調圧力や既成概念がまだまだ強いように感じます。
【渡邊愛子】子育ての問題はすべて家庭内で解決しないといけないと思っている人はたくさんいます。また「ママは専業だからなんでもできるでしょ?」と考えているパパも少なからずいて、そのようなパパに対してどのようにアプローチしたらいいのかを一緒に探っていくという支援も行っています。現代はこのあたりの感覚や意識の過渡期だなと思っています。そのため弊社ではさまざまなロールモデルやパターンがあることを伝えていきたいと思っています。

――仕事において大切にしていることはなんですか?
【渡邊愛子】今の段階だからこそ言えるのですが、とにかくフレキシブルな対応を心がけています。子育てでは子どもが体調を崩したりケガをしたりなど常に状況が変わります。そのために状況によってユーザーが求めるサービスが変容してくるので、それに上手に対応できるようにしたいと考えています。また、とにかくみなさんのいろいろな声を聞くことを大事にしています。助産師からの「こんな仕事をしてみたい」とかユーザーからの「こんなサービスが欲しい」など、とにかく全部吸収して、できることは全部出させてもらっています。柔軟に対応しつつもニーズがあればそこをどんどんサービス化していくということが重要なのかなと思っています。

「いろいろな声を吸収し、柔軟に対応していきたい」
「いろいろな声を吸収し、柔軟に対応していきたい」【撮影=樋口涼】


【渡邊愛子】そのような中で「次世代育児コンシェルジュ」という赤ちゃん育児に必要な情報提供・手続き・各種相談を一人ひとりに合わせて先取り提案し、サポートするサービスが生まれました。こちらは週に一度、必ずベビーシッターを各家庭に派遣するようにしています。子育ての悩みや不安、アドバイスはオンラインだけでは拾いきれない部分も多く「おもちゃのアップデートをしてみてはいかがですか?」「そろそろ離乳食が始まるから離乳食リストを送りますね」などの提案をして、自宅に入らせてもらうからこそ見えてくる課題にアプローチをかけています。まずは関東圏から始めていずれは全国に広めていきたいと思います。

【渡邊愛子】また、フレキシブルな対応については一緒に仕事をするチームに対しても同じく大事にしていて、子育てや介護などと並行しながらさまざまな働き方をしている人がいる中で、できるだけ互いに柔軟に対応していくことによって、支え合えるチームができると思います。

――今後の展望を教えてください。
【渡邊愛子】一番は子育て世代を支援して誰もが働きやすい社会を作ることが目標です。これはサービスを受ける家族にだけでなく提供する側の助産師にも言えることで、このようなサービスが循環していけば資格保持者のおよそ半数いる潜在助産師も働き始めることができます。そして専門家である助産師と家族がつながって必要なサービスを受けてもらうことで子育ての不安や課題を解消し、心身ともに豊かな子育て生活を送ることができると考えています。

――助産師も楽しく仕事できる環境があると、サービスを受け取る側にとってもメリットですよね。
【渡邊愛子】そうですよね。そして子育てをしながら働きに出ているママたちも罪悪感を覚えることのない支援ができるのではと思っています。弊社では「育児レター」というサービスもしていまして、赤ちゃんの発達にいい子育てをしたいと思いつつもなかなか実現できずに罪悪感を覚えてストレスを抱えるママが多いのも実情です。そのようなママのために赤ちゃんの発達に合わせた育児の仕方やおもちゃの紹介などをして、ママが満足して豊かな育児をできるサポートを行っています。赤ちゃんの成長発達を見逃したくないというママへの支援も目指しています。

――最後にサービス利用を考えているパパやママ、助産師の方にメッセージをお願いします。
【渡邊愛子】共働き世帯が増えていく中で、子育てはまだまだ女性への負担が大きいのが実情です。しかし男性側も「ママを支えるにはどうしたらいいんだろう」と悩みやジレンマを抱えることが多いということもわかってきました。子育てにおいては、赤ちゃんが生まれてからの生活リズムを確立していくことが大事だと思っています。そのためには子どもが生まれたときにきちんと第三者としての助産師が入って、夫婦なりの子育ての仕方を構築していくのが大事だと思っています。弊社のサービスではオンラインとオフラインでサポートするので、困ったときにすぐ相談できるだけでなく物理的に支援することもできます。きっと心強い味方になると思うので、ぜひ子育てに悩んでいる方や不安を抱いている方はまずはどのようなサービスなのかご覧いただけるとうれしいです!

株式会社Josan-she’s代表取締役・渡邊愛子さんへのインタビュー
株式会社Josan-she’s代表取締役・渡邊愛子さんへのインタビュー【撮影=樋口涼】


この記事のひときわ#やくにたつ
・自分が経験した悩みや課題は、サービスを作るきっかけになる
・専門知識を持つ人、それを必要としている人のマッチがチャンスになる
・子育ては家族だけでなく、第三者の助けを借りることも大事
・何事にも柔軟に対応することで、事業や仕事の糸口が見つかる

取材=浅野祐介、文=福井求(にげば企画)、写真=樋口涼