サイト終了のお知らせ

平素より「OneNews」をご利用いただき、誠にありがとうございます。本サイトは2024年5月15日をもってサービスを終了いたします。
サービス終了後、OneNews掲載の一部コンテンツ(ビジネス記事、マネー記事)は、
当社運営メディア「ウォーカープラス」に引き継がれますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

老後資金どうしてる?約4割が20代、30代から備え始めている結果に

2022/12/09 09:00 | 更新 2023/04/16 23:39
SHARE

2019年に老後資金2000万円不足問題が報じられて以来、「国民年金の加入期間の延長(60歳→65歳)」、「第3号被保険者(会社員・公務員の配偶者)の廃止」など、公的年金制度の改革に関する報道をよく目にするようになった。そこで、デジタル保険代理店「コのほけん!」を運営するSasuke Financial Lab株式会社は、全国の20歳以上の男女を対象に「老後資金の貯め方に関するアンケート調査」を実施。インターネットリサーチによって得られた243名の有効回答を集計した。

約3割が老後資金対策は「預貯金」と回答。約4割が20代、30代から備え始めている

厚生年金が国民年金を上回る結果に
厚生年金が国民年金を上回る結果に

Q1:現在、あなたが加入している公的年金保険制度はなんですか?
加入の年金制度について質問をしたところ、「厚生年金」が47.7 %と「国民年金」35.8 %よりも多い結果になった。公的年金制度は、主に自営業・個人事業主、学生、専業主婦などが加入する国民年金、会社員・公務員等が加入する厚生年金の2種類がある。厚生労働省の統計(※1)によると、2021年(令和3年)度末の公的年金加入者数は6725万人、そのうち国民年金第1号被保険者数(任意加入被保険者数を含む)は1431万人、厚生年金被保険者数(第二号被保険者等)が4531万人。加入者数でみると、国民年金被保険者は厚生年金被保険者と比べて少ない傾向にある。
(※1)出典:厚生労働省令和3年度の国民年金の加入・保険料納付状況

国民年金保険料を支払っている人が半数以上
国民年金保険料を支払っている人が半数以上

Q2:国民年金保険料を支払っていますか?(Q1で「国民年金」と回答した方)
Q1で国民年金に加入していると回答した87人に、国民年金保険料の支払い状況について質問をしたところ、「支払っている」と回答した人が最多の58.6 %で、次に「免除の手続きをした」13.8 %、「第3号被保険者(会社員・公務員等の配偶者)」10.3 %と続いた。

厚生労働省の統計(※1)によると、2021年(令和3年)の第1号被保険者(任意加入含む)は1431万人で、その内訳は下記のとおり。
・納付者等 713万人(※2)
・全額免除・猶予者 612万人
・未納者 106万人(※3)
(※2)納付者等の人数は国民年金第1号被保険者数(任意加入被保険者数を含む)から未納者数、全額免除・猶予者数を差し引いて算出したもの。
(※3)未納者とは、国民年金第1号被保険者であって24カ月の保険料が未納となっている者。
※上記の数値は、それぞれ四捨五入しているため合計とは一致しない場合がある。

なお、実際の統計上での未納者の比率は7.4%だが、本アンケート調査では1.1 %だけだった。

Q3:国民年金保険料を滞納している理由はどれが一番あてはまりますか?(Q2で「滞納している」と回答した方)
国民年金保険料を滞納している理由として、「経済的に払うことができないから」という回答がもっとも多かった。

公的年金保険制度以外の方法、最多は「預貯金」
公的年金保険制度以外の方法、最多は「預貯金」

Q4:公的年金保険制度以外の方法で老後資金を貯めていますか?(複数回答)
老後資金の貯め方について質問したところ、もっとも多かったのは「預貯金」31.3 %で、「貯めていない」25.9 %がそれに続いた。貯める方法としては、「個人年金保険」「株式投資」が同列の14.0%、「投資信託」13.6 %、「つみたてNISA」12.8%、「iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)」10.3 % となった。

老後資金として貯めている月の額は「その時々で金額が異なる」が最多
老後資金として貯めている月の額は「その時々で金額が異なる」が最多

Q5:月どのくらいの金額を老後資金として貯めることにあてていますか?(Q4で「貯めていない」と回答した方以外)
もっとも多かった回答は、「その時々で金額が異なる」21.1 %だった。毎月一定の金額を老後資金として貯めている方は全体の64.1%で、そのうち40.9%は1カ月あたり3万円未満の金額を老後資金として貯めていることがわかった。

老後資金を貯めはじめるのは20代、30代で約4割
老後資金を貯めはじめるのは20代、30代で約4割

Q6:いつから老後資金を貯めはじめますか(貯めはじめましたか)?
「20代から」22.2 %、「30代から」16.0 %と、20代・30代合わせて約4割近い人が、比較的若いうちから老後資金を貯めはじめていることがわかった。

【調査概要】
・調査名:老後資金の貯め方に関するアンケート調査
・調査主体:デジタル保険代理店「コのほけん!」
・調査対象:全国の20歳以上の男女
・調査期間:2022年10月26日の1日間
・調査方法:インターネットリサーチ
・調査対象者属性詳細:画像参照
コのほけん!編集部 調べ

調査対象者属性詳細
調査対象者属性詳細

■「コのほけん!」とは
個人ひとりひとりが「この保険に決めた!」と納得できるように、プロの知見とテクノロジーが融合したオンライン保険サービス。保険の診断、一括比較、見積もりなど、利用者の保険選びをオンラインでサポートする。デジタル庁が推進する 「デジタルの日(令和4年度)」 の賛同企業・団体として承認済み。

■会社概要
会社名:Sasuke Financial Lab株式会社
本社所在地:東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル2F FINOLAB内
設立:2016年3月
代表者:代表取締役 松井清隆
事業内容:デジタル保険代理店事業、インシュアテックソリューション事業

■Sasuke Financial Lab 株式会社:https://sasukefinlab.com/
■詳細ページ:https://konohoken.com/insurance/reports/12286/

あわせて読みたい

人気ランキング

お知らせ