漫画家にあこがれた子ども時代を経て、自分の好きなことを少しでも発信したいという気持ちから、2017年ごろにブログやSNSで活動を始めたまくべす(@maxvess3)さん。現在はWeb広告関係の仕事をしながら、作品を執筆・公開している。
そんなまくべすさんがブログやSNSで公開しているのが、4コママンガ『目指せ！日本一の社畜！ぬこリーマン』。妙にリアルな社畜ネタも登場する本作には、サラリーマンである自身の経験も反映されている…？キャラクターや舞台設定など、作品について、まくべすさんに伺った。
――『目指せ！日本一の社畜！ぬこリーマン』の主役であるしがない猫のサラリーマン、ぬこリーマンの設定を教えてください。
ロスジェネ世代のサラリーマンで、はっきりとした年齢は決めていませんが、アラフォーの設定です。年齢的には管理職になってもいい年頃ですが、平社員のまま。あまり仕事はできないもののガッツで乗り越え、ときには心が折れてくじけることもある。どこにでもいそうな、いたって普通のサラリーマンです。自分の境遇と重ね合わせてキャラクタライズしました。
――登場人物たちのキャラ設定や紹介をお願いします。また、舞台となっている会社は、何の会社でしょうか？
舞台となっている会社は、創業30年くらいで昭和の価値観を引きずっている中規模の企業を想定していますが、業界は特に決めていません。各キャラクターの設定もざっくりと決めてはいるものの、あえて一貫性を持たせず、ネタに合わせて役割を変えられるようその時々で設定を変更しています。
――漫画の社畜ネタが妙にリアルなときがあるのですが、もしかして実体験なのでしょうか？
実体験もありますし、周りから聞いたネタの場合もあります。ただ、事実をそのまま描くというよりは、自分のフィルターを通して少し誇張したり、デフォルメしたり、パロディしたり。ときにはサラリーマンとは全く関係のないものを描くなど、自由に描きたいものを描いています。
――最後に、どのくらいのペースで漫画をアップしていきますか？
今は週2回の土日にアップすることが多いです。もっと更新頻度を上げたいのですが、本業のサラリーマンがなかなか忙しく…。自分で無理のないペースで描いていますが、今後はもっと増やしていきたいとも思っています。
『目指せ！日本一の社畜！ぬこリーマン』は、まくべすさんのブログやSNSで随時更新中。ぬこリーマンたちがどのような“社畜な日々”を過ごしているのか…。気になった方はぜひチェックしてほしい！
取材協力：まくべす(@maxvess3)
